本日は、小樽初の食育指導士さんとのご縁で、NPO法人日本食育協会の指導士の方々との交流会がありました。

「食育」とは「さまざまな経験を通じて『食』に関する知識と、『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践する事が出来る人間を育てる」運動です。

愛知県豊田市で食育に関して行政に頼らず民の力で意識改革に取り組み、大きな活動へ促進させている方々から生の声と小樽の食育に対する課題や問題点を頂戴致しました。http://www.syokuiku-kyoukai.jp/lecture/index.html

豊田市と小樽市との給食メニューの違い(例えばパンを米粉にしているなど)をはじめ、なぜラーメンとパンが一緒に出てくるのか、給食費の滞納(小樽は年600~700万円の未納)問題などのお話を伺い、改めて自分の認識の甘さを実感させて頂きました。

活動されている皆さんは、「公を待っていていたら時間がかかる。子供の成長は待てない」、「ぐちっている暇はない。行政がやらない、学校がやらないと言っている暇はない」と自ら立ち上がりネットワークをつくり、地域のお母さんたちで声を出して力強く進めています。

私は、自分で出来ること、地域で出来ること、すなわち、地元の人たちで思いを持ち意識を持ち取り組んで行くことが町を動かし、公を動かしていくものだと、思っております。今夜は、それを実践している皆さんと小樽のお母さん、教育者の皆さんと共有させて頂くことができ、大変うれしく心強く思いました。

小樽だけでなく、様々な都市の方々と触れ合い交流させて頂くことは本当に勉強になります。私は様々なご縁によりいつも勉強させて頂き行動させて頂いていることを今日も実感させて頂きました。本当に幸せです。

食は、健全な心と体を育成し、豊かな人間性を育みます。これから小樽の将来を担う子どもたちのためにどのように取り組んでいけるか、多くの皆様のお力をお借りし勉強と行動、情報共有していきたいと思います。

以下のリンクは、NHKのクローズアップ現代の番組“薬漬け”になりたくない~向精神薬をのむ子ども~の一部です。まずご覧頂ければと思います。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3213.html