小中学校での読み聞かせやおはなしの会などをボランティアで行う「小樽子どもと本をつなぐ会」の例会に出席致しました。

おもに主婦の方々が、地域ごとに分かれて熱心に取り組んでくれています。町づくりは人づくりで、子どもたちの教育は小樽の将来にとって大変重要なことだと思っております。微力ではありますが、出来る限りのサポートをしたいと思い、この活動に参加させて頂いております。



また、この会の中では、読み聞かせや研修などの意見交換のほか、市内の小中学校のお話を保護者の方々からの視点で伺うことが出来、大変勉強になります。

私にも情報が入ってなかったのですが、先日、祝津小学校が来春閉校するとの新聞報道がございました。教育を考える上で、現在の少子化の小樽では、統合やむなしという声を多く聞きますし、私も同様の考え方であります。

しかし、統合にあたって、当事者の子どもや保護者の方々には不安が多くあります。行政としては、この不安を少しでも解消することが必須課題です。統合後にはこの地区・学校の教育がこのように良くなるとか、子どもたちにとってこんなに良い教育をすることが出来るなどのビジョンをしっかり示し認識してもらわなければ、統合に向けての理解協力が得られないと思っています。議会でも同様の趣旨で発言し、教育委員会の職員の方々に丁寧な対応を求めています。

今回の例会で、メンバーの方々から、統合後には、「運動会で1組と2組が赤組、白組に分かれて、1学級だけの時よりも大変良い行事になった」、「初めてクラス替えを体験し子どもたちもいい経験になった」という声があると教えて頂きました。さらに、「環境が変わるということは不安があるが、行政として、統合後で良かったこともPRするべきだ」とご提案を頂きました。なるほどなと考えさせられました。自分たちに都合の良い情報だけを流すということではなく、子どもたちや保護者の方々が抱える不安を解消する上で、統合後のこともしっかりお伝えし、情報共有することが、皆さんのご協力を得ながら学校再編を進めていけるのだと改めて感じました。

教育委員会では、より分かりやすくより丁寧な情報発信するという思いから、先日、学校再編のホームページをリニューアル致しました。http://www.city.otaru.lg.jp/simin/kyoiku/gakko_kyoiku/kibo-haiti/
このページで、統合後の様子も配信し、しっかり情報共有し一つでも二つでも不安を解消出来るように臨んでもらいたいと思います。