本日開かれた第2回臨時会において、初めて演壇に登り発言しました。

実質の議会デビュー!となりました。

こんな感じです。↓小樽ジャーナルから提供いただきました。

$あんざい哲也が行く!

市長給与を3ヶ月間10%減額する「小樽市特別職に関する職員の給与の特例に関する条例案」に対し、「一新小樽」を代表して、急遽討論を行うことになりました。

私個人としては、当初、市長がスピード感を持ち、率先して自らの処分に踏み切ったことに対し、一定程度の評価は出来るとの判断から議案には賛成しようと考えておりました。

しかし、5月27日に発表した6月1日付人事で、公務員の地位利用で逮捕された山崎部長は、部長職のまま生活環境部参事として北しりべし廃棄物処理広域連合に派遣するという異例な処分。市民の方々からは「こんな甘い処分があるのか」との厳しい声があり、5月29日の道新朝刊の社説では、「刑事処分後もその地位にとどまる。異常な事態だ」と指摘されました。

また、他7人の部長職も、懲戒審査を経るまでの暫定的措置として続投させるということですが、現職部長のテレビ報道での「罰金を払った部長が議場にいるべきではない」とのコメントの通りだと思います。懲戒審査で適正な手続きを経てからの処分になるかもしれませんが、主要ポストから外し議会に出席しないようにすることも可能だったかと思います。

市民からの厳しい声や人事異動などを鑑み、最終的に会派で話し合った結果、幹部職員の処分が決まってない中で10%減額が妥当かどうか判断することは出来ないとの判断をし、棄権の態度とすることにしました。

なぜ棄権かと言うと、賛成すると10%減額で良いと判断した、反対すると10%減額はしなくても良いと判断されるとの理由から、このような態度をとることになりました。

この10%減額で事件のけじめを取って幕引きを図ることにはなりませんので、より強い反省と自戒をして頂きたいとの気持ちを込めて発言させて頂きました。

初めての登壇で少し緊張していたことで、ゆっくり原稿を読んでいるつもりでも早口になってしまいました。お恥ずかしながら小樽ジャーナルに動画で掲載されておりますので、もしよろしければご覧頂ければと思います。

次の第2回定例会では、皆さんに聞きやすいようにゆっくりと話せるようにしたいと思います。