から16年が経ちました。
須磨に住んでおり、マンションの高層階ということもあり、被害直撃でした。
当時、小学五年生で家族と寝てて、ドシーン!という音とともに、下からつきあがり、ものすごい揺れ。あまりに凄すぎて、「これは夢だ!」と言い聞かせて、布団を頭まですっぽり被っていました。
隣の部屋から、父が駆け付けて、足元に立つ大きなタンスを転倒しないように、ずっと支えてくれて、「大丈夫か!?」と言うてくれてたのを覚えています。
本当に父があの時、助けてくれなかたら、タンスの下敷きになり、今どうなっていたのかわかりません。
あんな現実か夢か疑ってしまうほどの地震の中、冷静に俊敏に動いていた父はスゴイなぁと、毎年歳を重ねるごとに思います。
本当にありがとう。
そして、あの時ガスも水もなかなか使用できず、水をBoxに入れ、高層階まで階段で何往復したり、祖父母や親戚にお世話になったり…
今まで当たり前だったことが、あれだけ当たり前じゃなく、入手するのが困難に感じたことはありませんでした。
でも、あの地震を経験し、本当に怖い思いや周りの辛すぎる話も痛感しましたが、いろいろなことに有り難みを感じ、家族はもちろん、親戚、近所の方々の優しさや助け合うことの大切さを感じました。
ボタンを押すと電気がつく、蛇口をひねれば水が出る、ガスが出る…本当にスゴイことなんだなって。
16年前の今日感じたことは、今も強く心に刻まれてます。
私も仕事帰り、新長田の集いに立ち寄ったり、神戸新聞を買い、地震の記事を読み、子供にも見せ、話したりしました。
やはり、毎年語り継ぐと共に、皆と当時の思いを共有していきたいと思っています。
何もかも手軽に手に入り、便利な物が溢れている現代ですが、あの時感じたことを忘れず、何事にも周りの方々にも感謝をし、生きていることの素晴らしさを感じられる人でありたいと思います。
★2011.1.17★


