地頭力のはじめ方の感想

前回、「疑うからはじめる」を読んで、考える力を鍛えようと思い、ふと書店で目についたので購入しました。

日々の生活でも仕事でも考える事って大事ですよね。

昔、会社の人事部の人がこの大学でてるから地頭はいいよとかなんとか言っていて、地頭って何だはてなマークって思ってました。

考える力のことだったんですね。さらに、考えると言うこともプロセスがあったことをこの本で学びました。

 

本によると地頭力は簡単に言うと、「結論から」「全体から」「単純に」考える力のことのようです。

昔はインターネットがなかったので、情報を集める力に重きを置いていたけれど、インターネットが普及して、情報は簡単に集められる時代になりました。その簡単に集められる情報にいかに付加価値をつけられるか(考える力)が今は必要になっているとのこと。

 

その付加価値を与える考える力も必要だけれど、その情報を発信するコミュニケーション能力も必要になってくると思いますが、この本は考える力の本なので、コミュニケーションつまり発信する力については触れてません。

 

「結論から」考えるとは仮説思考のこと。「全体から」考えるとはフレームワーク思考のこと。「単純に」考えるとは抽象化思考のこと。のようです。

 

思い込みや思考のクセがこの考え方を邪魔するようですガーン

 

読んでみて、なるほどと思いました。仮説思考はなんとなくできている感じがする。フレームワーク思考の考え方に型があり、全体から考えるのは型にはまればできますけど、なれない作業だなと感じた。抽象化思考は難しいことを簡単に言うということが難しい。仕事でも顧客に対して簡単に説明できたらいいけど、なかなか難しいです。もっと言葉の勉強もせねばならない気がする。

 

本の最後に書いてあったフェルミ推定という考え方の訓練がやってみて面白かったです。