25日発売の「週刊新潮」に「30歳年下の美人ホステス」との路上キス写真などが掲載された中井洽国家公安委員長(67)=三重1区=が25日、会見で釈明した。

 もっとも問題とされるのは、福島県で地震が起きた14日に、SPを帰らせて女性と映画観賞し、出てきたのが発生から約1時間半後だったこと。「秘書官から2分後に携帯で連絡を受けている。危機管理上問題ない」と強調した上で「つけられていたかどうか分からんというのは本当に恥ずかしい話だな」と自嘲(じちょう)気味に話した。しかし、「(進退は)思ってもいない。職務に精励します」と辞任は否定した。

 中井氏によると、女性とは6年前から交際を続けており、議員宿舎のカードキーも渡していて週1回、宿舎の掃除を頼んでいるという。衆院事務局によると、議員宿舎の鍵の管理は入居者に任され、家族以外の出入りも制限されていない。

 鳩山由紀夫首相は「本人は深く反省しているようだ」と責任問題は問わない構えだが、自民党の浜田靖一国対筆頭副委員長(54)は「厳重注意くらいで終わるなら、対応を考える」と更迭処分を求める考えを示した。

 【関連記事】
週刊誌報道で中井氏を注意
中井洽国家公安委員長が30歳年下ホステスとスキャンダル
週刊新潮 中井洽 国家公安委員長 を調べる

寺で火災、80代夫婦死亡=住職の両親-福井(時事通信)
<インサイダー>税理士らに課徴金勧告 TOB情報で取引(毎日新聞)
「進退考えていない」=鳩山首相(時事通信)
金嬉老元受刑者死去 68年、寸又峡で籠城事件 81歳(産経新聞)
魁皇に総理大臣顕彰の授与決定 幕内通算勝利で歴代最多記録(産経新聞)