こんばんは。
本を読み続けたゴールデンウィークが終わりました。
満喫しました。![]()
印象に残った、渋沢栄一さんが15歳の頃(西暦1855年頃)の話を書きます。
精神が病んでしまった20歳のお姉ちゃんを、加持祈祷(かじきとう)で治療しようとして、
修験者(しゅげんじゃ)を家に招いたことがあったそうです。
(渋沢家の人ではなく、近所の方がおせっかいで呼んだそうです)
修験者は加持祈祷の後、
「この家には50年前の無縁仏がいて、その人がお姉ちゃんにとりついている。
取り除くには、祠(ほこら)を作ればよい」
と言ったそうです。
疑わしいと思った渋沢さんは、
「祠(ほこら)に無縁仏が亡くなった年号を入れたいので、正確な年号を教えてくれ」
と修験者に頼むと、
「天保三年」
と23年前の年号を、答えたそうです。
死んだ時期と年号が異なるのはおかしいじゃないかと、修験者へ渋沢さんが詰め寄ると、
「きっと無縁仏ではなくて、野狐が出てきて私を化かしたのであろう」
と家族や近所の人たちの前で言い逃れをし、
15歳の渋沢さんをちょっとにらんだそうです。
このとき渋沢さんは、会心の勝ち誇った笑顔を修験者にしたそうです。
ちょっとやりすぎだなーとは思いますが、
おかしいと思うこと(迷信)を明確にすることは、大事なことだと思います。
おしまい。