Hideout

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やっぱり勘違いだ

門仲の大通りの裏手に小さな川がよどんでいる。
向こうの岸に沿って具合のいい小径が設えてある。
手前は川、裏手は鬱蒼たる樹林でまことに視界が通らない。
街灯も仄暗く人通りもほとんどない。

手すりにもたれて酔いを醒していると、
当然のようにスカートを跳ね上げ、
下着をずり下ろして突き出してくる。
当然のように差し込んでこね回していると、

人影が小径に侵入してくるのが見えた。


すぐに抜こうとするのだが、

 あ、抜かないで、そのまま

の声がかかる。

やむを得ず不自然に重なったまま、

人影をやり過ごすことになった。

大声を上げられるのではないか、

通報されるのではないか、

という心配は頭に浮かばないらしい。


幸い何事もなくすぐ後を素通りしていった。

その後しばらくガンガン突き刺して、

帰途についたのだった。


後日反省の弁があった。

しこたま虫に喰われたそうで、

もう二度とあそこでしたくない、

とのことだった。




男は所有されたくない

また、所有したくもない

女は所有したい

また、所有されたくもある


生物的に

物理的に

仕方のないことだ


あらゆる不条理は

そこから生じている




腹フェチのぼくに腹を見せてみて
 いいよ、チラリッ
おっと反応してしちゃった
 どれどれ、スリスリ、ほんとだ!
な、硬くなっただろう
 うん、今度くわえさせてみて





デクノボーと化してずいぶん経った
もう出来ることは何もない
にやにやしながら
様子を見るばかりだ
想いだけでは世界は変わらない
たぶん