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やっぱり勘違いだ

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単身赴任していた時折々に女子社員が訪ねてきた。

なみとかのりことかたみよとかひろみとか。


惣菜作りすぎたのでおかずにどうぞとか、

遠出したのでお土産をとか、

地場の特産品をいただいたのでお裾分けとか、

ここのカステラ美味いので買ってきましたとか。

その他いろいろ。

大抵は玄関先で少し話してありがとう、じゃあまたねって感じで。


一度なみに茶でも飲んでく?って聞いたら、

はいと言うので部屋にあげたことがある。

少し話し込んで冗談めかして今夜泊まって行くかと聞いたら、

はい、お願いしますということになった。


いろいろな話をして交代でシャワーを使って、

夜中に一つ布団に入ったのだけれど、

ちょっと肩を抱いただけで、

他に何もせずにすっかり寝てしまった。


翌朝、私って魅力ないのかなあと言われ、

急に罪の意識を感じた。

ああ、ぼくは「挿れてもらえない女」を量産していたんだなあ、と。


後悔は今でも続いている。



君は女を知った

君は男を知った

すなわち

人間を覚えた


君は花畑の在処を知った

肥溜めの作り方を学んだ

罠のかけ方にも習熟した


だから

喪失の心配はいらない

それらは元々君のものでない

君は何も所有していない

何も失ったり出来ないのさ


君はただ与えることが出来るだけ

いつかあなたの発する言の葉が

誰かの生き方に

痛撃を喰らわすことになるといいなあ


知っていたさ

愛されてなんかいなかった

君は自分自身しか愛していなかったから


知っていたさ

愛してなんかいなかった

ぼくが愛していたのは世界だから


どこまでいっても平行線だ

決して交わることはない


門仲の大通りの裏手に小さな川がよどんでいる。
向こうの岸に沿って具合のいい小径が設えてある。
手前は川、裏手は鬱蒼たる樹林でまことに視界が通らない。
街灯も仄暗く人通りもほとんどない。

手すりにもたれて酔いを醒していると、
当然のようにスカートを跳ね上げ、
下着をずり下ろして突き出してくる。
当然のように差し込んでこね回していると、

人影が小径に侵入してくるのが見えた。


すぐに抜こうとするのだが、

 あ、抜かないで、そのまま

の声がかかる。

やむを得ず不自然に重なったまま、

人影をやり過ごすことになった。

大声を上げられるのではないか、

通報されるのではないか、

という心配は頭に浮かばないらしい。


幸い何事もなくすぐ後を素通りしていった。

その後しばらくガンガン突き刺して、

帰途についたのだった。


後日反省の弁があった。

しこたま虫に喰われたそうで、

もう二度とあそこでしたくない、

とのことだった。




男は所有されたくない

また、所有したくもない

女は所有したい

また、所有されたくもある


生物的に

物理的に

仕方のないことだ


あらゆる不条理は

そこから生じている