※精神的にきつかった、暗黒時代のことを書いています。
今日は暗黒時代において触れておかなくてはならない、クリニックの受診と自動車免許取得について書いておきます。
まずはクリニック受診についてです。
例の精神科医さんの勤めるクリニックへ、睡眠薬を処方してもらうために行きました。
ドクターのお宅で全てお話ししていたので、クリニックでは世間話程度でした。
薬はテトラミドという、気分を上げる手助けをするようなものをもらいました。
これの副作用が眠気で、それを利用するようでした。なので強い睡眠薬ではないのですが、夜中に何度も目が覚めるということはなくなりました。不安感となくすという主作用も大事なんでしょうね。眠るためだけではなく、一人で不安になったときなどにも飲むとよいと言われましたが、正直あまり効果は感じられず、薬なしでも眠れるようになったときに勝手にやめてしまいました。
精神科で処方された薬を自己判断でやめるのは、絶対にいけないそうです。
わかっちゃいたのですが、翌朝体が重くなったりして困ったので、私はそんなタブーを犯してしまいました。ですが特に問題は起きず、月に一度くらいの受診を3~4回したころ、もう大丈夫だろうということで、通院を卒業できました。受診は近況や調子を聞かれる程度で短時間で済みました。薬をやめたことは内緒にしていました。
症状がなくなっていった経過については、また書きます。
とりあえず、勝手に薬の量をコントロールするのは本当はいけません!(説得力ゼロ)
次に自動車免許取得についてです。
取れたんです。免許。こんな私のような奴が取れるくらいだから、車道はかなり危険なところなのだということを学びました。
教習はいつもいっぱいいっぱいでしたが、何だかんだ補習になったのは一度だけで、それ以外は仮免も本免も効果測定も学科試験もストレートで合格したのでした。
教習所に通っていた期間は教習のない日を含めて一か月半でした。
今の私に言えることはただ一つ。鬱の人が教習所へ通って免許を取るのは、やめたほうが良いということです。
活字が頭に入って来づらくて不安になった学科ですが、元来の記憶力が高いので、予想問題集アプリを何度も解くことで、何とかなりました。テスト対策などその場限りの記憶力にはかなり自信があるので、その力の半分くらいでも発揮できたのだと思います。(その代わり終わった途端ほとんどを忘れる)
鬱だと活字が頭に入って来ないし集中力はないし、向いていません。
技能はもっと危険です。
(私の場合)視界がかすんで視野が狭くなっているのでいろいろな視覚情報をとらえることが困難ですし、集中力はないし、とっさの判断力にも欠けます。向いていません。
私は運動音痴で、球技が特に苦手です。どこからボールが来るのか、ボールはどの程度飛んでいくのか、どんな力加減で投げれば良いのかなどがよくわからず、自分が思ったとおりにボールが飛んで行ったりキャッチできたりしません。
車の運転が難しいのは、そんな運動音痴さが多少通じているのかとも思いますが、鬱の症状がある状態で運転していたことも大きいと思います。
だから、健常な状態で運転していたら少しは違ったかもしれません。
あんなに視界が悪くて判断力も集中力にも欠けた状態ですから、あの情報量と思考判断行動の多さについていけないのは当たり前です。
そんな状態のときにガッツリ(教習だけど)運転してしまった私はそのときの恐怖から抜け出せず、すでにペーパーです。
そんなわけで、鬱の方が教習に行かれるのはおすすめできません。
たまたま私が運転に向いていないだけなのかもしれませんが。
技能の次につらかったのは、救急救命?の時間でした。心臓マッサージとかするやつです。
冊子に書いてあるやり方を見ながらするのですが、そこには小さな子どもを心臓マッサージするやり方の絵も出ていました。私が119番通報したときに指示されながら息子にした方法です。
あのときは口で説明されるだけなので、これで本当に合っているのか?と思いながらしていましたが、冊子の絵を見た結果、やり方自体は合っていたということがわかりました。
学科教習のビデオでよく救急車が出てくるのには慣れ始めていたのですが、これは不意打ちでした。
泣きそうなのをこらえ、実践用の人形を見つめて「不気味な人形だ」と思うことで気を紛らわせ、乗り切りました。
話が変わりますが、鬱でもう一つ気になったのが、コミュニケーション能力が落ちたかもしれないといった症状でした。
美容室に行ったとき、人と話すのってこんなに疲れるっけ?と感じたんです。
でも教習所では意外と知らない人と話すことができました。けっこうグループワークがあるんですよね。
もっともほぼ全員学生だったし、誰かがリードしないと始まらないので、年上の私が勝手にさっさと仕切ったかんじでしたが。
技能のグループ教習が3回くらい一緒になった女の子がいたのですが、学科試験の日にたまたま会ったんです。その子も覚えていてくれて、「あーっ!」といったかんじでした。
おかげさまで採点の長い待ち時間を一緒にお話しして待つことができました。
普通に話せました。きっと美容室で感じた疲労感は、結局何をしてもすぐに疲れるということだったのだと思います。
しかし…その試験の日にわかったのですが、その女の子は10歳も年下でした。歳を感じました。
そんなこんなで無事に免許を取りました。
でもほぼIDとしての機能しか果たしておりません。
主人が三十路を迎えたので自動車保険も30歳以上の契約に変えてしまったし。運転する気ゼロですね。
でもやはり、免許を取ったことは良い経験になりましたし、こんな私でも何かをやり遂げることができたという達成感は大きかったです。