息子を乳幼児突然死症候群 で亡くした日のことを書いています。

※記憶が曖昧な部分も多々あります。




人生で初めて119番通報しました。

はっきりとは覚えていませんが、

救急だということや住所や名前を言い、

息子が白くなって動かないことを話しました。


呼吸はしているか、脈はあるかを聞かれました。

動揺している上に、とても小さな息子が脈を打っているかどうか

私には分かりませんでした。

息子の脈なのか自分の脈なのかよく分かりませんでした。


脈があるかわからないけど、たぶん呼吸はしていない

といったようなことを伝えたような気がします。



で、あれなんですね、

患者の症状や通報者の落ち着き具合にもよるのでしょうが、

救急車が到着するまで電話は繋がったままなんですね。


このときの場合は、

「お母さんしっかりしてね。今から一緒に心臓マッサージをするからね。」

と、心臓マッサージのやりかたを説明されました。

(小さな子どもなので片手で抱えながらする)


「せーの、1、2、3…」

とリズムを刻んでくれるのに合わせて心臓マッサージをしました。

小さいしふにゃふやで柔らかいので、怖くてあまり力を入れられませんでした。


マッサージをするのに合わせて先ほどの泡っぽい鼻血が出てきます。

怖くて怖くて泣きながらマッサージをしました。

「鼻血が出てるんですけど!」

「体はあったかいんです!」

とかいろいろ叫んでました。


電話口の方はリズムを刻みながら私を励まし続けます。


「お母さん大丈夫だから!」

「今救急車がどこどこの交差点あたりだよ!」

「救急車の音聞こえてきたでしょ!」


と、救急車の実況付きでずっと話しかけていてくれました。



救急車が到着し、インターホンが鳴りました。

電話口の方に救急車が到着したこととお礼を言いながら

玄関へ走りました。

(走るほど広くないが)



つづきます。




救急車が到着するまでの時間はほんの数分だったと思いますが、

ものすごく長い時間に感じられました。

とにかく怖くて怖くて気が狂いそうでした。

電話が繋がったままでなければ正気を保てていなかったかもしれません。