ちょっとグチ入りますが…
この仕事のお金の取り方というのはとても難しい。
ただでさえグラフィックの仕事は減る傾向にあり、ギャラは安くなる一方ですが、
たまにもっとひどい、完全にダマされたというパターンや
いつもこんな風にしていつもお金払わないんだろうなぁ…という事に出くわします。
自分の仕事って無理をすれば1週間で1月分の給料を稼ぐ事も可能だけど
1ケ月ガンガン働いてもおこずかいみたいな値段にしかならない場合もあったり
考えてみると不安定極まりない気もします。
先月、元お役所でもあった通信系大企業の入社案内の競合プレゼンを手伝いました。
最大手代理店とあるプロダクションと共同での作業でしたが
「プレゼン通ればとりあえずディレクション料30万+関わるページ分の制作料、
但し、取れなければ10万のプレゼン料しか出ない。」
という条件で夜中も土日も一生懸命頑張って「いいものを作る」「効果のあるものを作る」という事に
心血を注いで取り組みました。
今週結果がわかり「プレゼン取れた」との連絡が!
しかし、「代理店が他の案を出していて実制作はコピーライターしか参加できない。
なのでデザインに関わる料金は支払う事ができない。」
プレゼン代も払えるかどうかわからないが約束の10万だけ請求してくれ…という返答。
まぁ…確信犯ですねw
約束の…と言ってもお約束は「取れれば30+制作料」だからね
誰も「取れても10万」のために心血注いでは頑張れませんってw
まぁいいバカを見たという事ですね。
また去年の話になりますが
ソ○○というエステの広告を出したいという話でこれまた大手代理店系からの仕事。
1週間で20案くらいのラフカンプを作るという荒技を出し
その後1週間かけて雑誌広告案とコルトン看板のブラッシュアップでも案を出した。
当然この仕事もそんなスケジュールですから夜中も土日もという24時間体制
しかもディレクションもメチャメチャで妙な注文、ありえない指示…
すべて飲み込んでそれを消化してデザイン化に頑張った。
しかしなぜかその後パッタリと連絡がなくなり、
こちらから連絡を入れてみると全部通らなかった、なのでお金はあまり払えないという話。
しかもプレゼンを大量に作ったのはデザイナーが勝手にやった事にされているらしい。
うーーーん、
まぁ代理店と「言った言わない」の話をしても仕方ないのかと
プレゼン代10万という収束のさせ方にした(ここでも10万w)
ところが…何週間か後に新宿駅埼京線の階段を上がったところに
ブラッシュアップ時に自分が作ったカンプとほとんど同じ広告が…
おもしろいですね~こんな偶然があるなんてw
だって「全部通らなかった」筈ですもんねー。
しかもその採用された案、
ディレクターは乗っていたけどライターとも「なんだかな~」と言っていた提案のものと
「そっくり」ですw
こんな風にまだまだこの業界契約書を交わす事も少なく、
どう操作されて利用だけされてしまうかもわからず、
これからこの業界を目指す人の年代層には自分達の年代以上に
自分がやった仕事のリスクマネジメントがしっかりしてないと
もっともっとこういう事が横行する危険性があります。
気をつけましょう。
これが「通らなかった」カンプ
「偶然似てしまった」らしい広告のビジュアル部分