諸説はもちろんあるけれど、
消長しながらとどまらず、
成長過程の概念を伝えてきた
「中国古典」って一体何者?
「中国古典」を体得されている方は、
むしろサラッと「天命を知る」って
言ってのけるけど奥が深すぎる。
だけど、5000年もの昔から
木簡に書かれていた「古典」は、
たくさんの解釈の編纂を経て、
おそらく今の解釈になったのだろう。
ということは、
まだまだ時代の変化によって、
解釈も消長しながら成長するのか?
それともこれからは衰退し、
忘れ去られてしまうのか?
「陰陽」で言えば、
長きにわたり「陽」の時代が続いたようだ。
「陽」の時代とは?
「陰」の時代とは?
どちらが良い悪いでなく、
そんな仮説を立てるのも
「古典」に学ぶ人間学。
きっと今の時代は、
「易経」でいう「乾為天・亢龍」なのだろう。
END