あの完璧な「残り42秒のゲームプラン」はどう組み立てたのか?

最後の最後のあのプレイはどれ程練習したのだろうか?

最後の最後のプレイコールはどうして生まれたのか?

 

後半戦の始まったばかりの時間、

スタンドで作戦指示を出している僕にサイドラインの監督が

再三にわたり最後の最後に出したスペシャルプレイを

出させて欲しいとヘッドホン越しに要請があった

それをすべてダメ出しした

「先生(監督)、これは勝つことが目的ですか?」

「学校では学ばないことをここで学ばせているのと違いますか?」

「つまづいた子供をそんな簡単に手を差し伸べていいの?」

終始こんな会話がヘッドホンを通して行われていたのである。

全ては陰と陽太極図

人は苦しみから早く解放されたいものである

陰転したところから解放されたい!

出来れば失敗なんかしたくない

常に陽転でありたい!

子供たちも早く解放させてやりたい

だから先回りして子供の失敗を防ごうとしてしまう

僕はこんな時「そうきたか!おもろいやんけ!」と思ってしまう

だから動じないで取り組めるし、物事を俯瞰してみることができる

アメフトの42秒は短いようで結構長い

アメフトは時間を意図的に止めることができる

時間を止めるには

・タイムアウト(前後半3回ずつ)

・パスの失敗

・左右のサイドラインからグランドを出る

主なものはこの3つで上手く使えば42秒でも5プレイぐらいは

出来るものであるアイシールド

 

42秒の中で確認したかったことは

相手ベンチと相手ディフェンスである

まずは相手ベンチの大人達を

「今日は行ける!!」という興奮のるつぼになってもらうこと

人は興奮のるつぼになった時、

ありがちだがまったく冷静さを欠き周りや前が見えなくなる

その空気にみんなが飲み込まれて大失敗をしでかしてしまう

だから徹底的に相手のコーチ陣が興奮するような

前半から精彩を欠いた止められてきた同じプレイを

立て続けに2本入れてみた

思った通り2本ともまったく進まないグラサン

 

残り時間42秒から時計が進み15秒!

これでOKびっくりマーク

残っていたタイムアウトは1本!

 

子供たちに大切なこと、

残り15秒をどう過ごすかを伝えるため

審判に最後のタイムアウトを要求したアメフトボール

to be continued