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先日のライブ(芳垣安洋、高田漣他)

芳垣安洋4daysプレゼンツ「高田漣バンド」

先日新宿ピットインにて仕事帰りに見てきました。こういう時に職場が新宿なのは助かります…。 

感想は一言「いいものが見れた」と…。単純な表現ですが、最大級の賛辞ですね。

メンバーは、ギターその他がリーダーの高田漣、ベースが鈴木正人、ドラムが企画の主役である芳垣安洋、バイブラフォンその他が高良久美子。まずメンバーで見てみたいと思わされました。

自分の中では、芳垣氏はアルタードステイツ、高良氏はボンデージフルーツなどといった、どちらかといえばアバンギャルド寄りのイメージがあり、どう高田漣と絡むんだろう?と、興味をそそられていました。

ライブは初見でしたが、レコードで聞いて感じていた、高田漣ならではの世界を体感することができたと思いました。

ならではの世界感を言葉で表現するのは、中々困難ですが、ふわっとしながらも、ちゃんと奥に染みてくる感じでしょうか…?分かりにくいですね。かなりの時間を目を閉じて聞いていました。

あと個人的には、凄くきれいでありながら、どこかにとぼけた雰囲気を持っているっていう気がします。とぼけた雰囲気と感じられるのは、ハワイだとかアジアから来るものなんでしょうかね。

オリジナルはもちろんのこと、カバーを結構やってましたね。特に印象に残ったのはイーノの曲。ビフォア アンド アフター サイエンスの中のアンビエント寄りのやつ。

ご本人もイーノについてはちょくちょく語られてますが、個人的な趣向にもマッチしていたもので、聞けて良かったねです。

他にはYMOやネパールだっけ?のものも。カバー曲のセレクトからも分かるように、ハワイアンやアジアンなどのもの、ポピュラーミュージック、ロック、ニューウェイブ、アンビエント等、色々なものの影響を感じさせつつ、高田漣ワールドとしか言えないような音になっているのが素晴らしいと思います。

本来の意味において独創的な作品を作っている数少ないミュージシャンとして、今後も追いかけてみたいですね。

他の日の芳垣氏の企画も見たかった…。この方の活動の幅については、大いに興味をそそられます。初めてアルタードステイツ見た時はびっくりしたなあ…、あ、前にも書いた気がするけど…。

昨日のライブと今日の一枚

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フリクション「DUMB NUMB LIVE CD」

フリクションこそ、まごうことなき純粋なる「ロック」バンドの一つでしょう。フリクションを聞くと、他のロックをやっていると言っているバンドが嘘臭く感じられます。

さて、昨日は生フリクションをクアトロで見てきましたが、久々に我を忘れるような体験をさせられましたね。一言ですが、やっぱり凄い!

あらためて感じたのは、冒頭での内容と矛盾しますが、本物のロックでありながら、ロックから逸脱する、何かが通常のロックと呼ばれるものとは違う、という感覚ですね。

これはもう既にフリクション結成時からそうだったんでしょうが、この約30年で全くテンションが落ちないのが、末恐ろしい気すらします!全くレックは天才ですね。

テンションが落ちないと言いましたが、同じことをやり続けているというわけでなく、かといって進化しているという表現だと何か違うような…。要は、常に真の「オリジナル」ってことなんでしょう。一言で言ってしまってますが、滅多にいないでしょう、このようなことが実践できるアーティストは…。

で、このライブアルバムをあらためて聞いてますが、自分の中では、「ゾーントリッパー」と並んでよく聞くアルバムです。

一曲一曲が結構長く、聞く人によっては、一本調子に感じられる人もいるかと思われますが、自分にとっては、この剛球一直線な感じが非常に気持ちいいですね。勿論、「一直線」でありながら、同時に物凄く「自由」なんですが。いずれにしても、密度が濃すぎるアルバムかと。

その意味では、レックが十数年前にやっていたバンドのオプティカル8も好きでしたね。レック以外は、ホッピー神山、大友良英、湊雅史という豪華なラインナップ…。またやらないかな~。

今日の一枚

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MEAT BEAT MANIFESTO「STORM THE STUDIO」

オールタイムフェイバリットなミュージシャンの一つであるミートビートマニフェストの89年の2ndアルバム。バンド名からイカしてます。あ、バンドっていうよりユニットのほうが相応しいか?

ビッグビートがムーブメントになる遥か前から先駆けてそのような、というか、それ以上の刺激的な作品を作っていましたね。間違いなく、この作品や次の「99%」なんかは時代の先をいっていたかと。

ジャンルを軽やかに飛び越えてますね。エレクトロヒップホップファンクノイズロックってな感じでしょうか?

今では当り前なのかもしれませんが、20年前にこの発想は凄いと思いますし、この頃の作品があれば、もはや必要の無い作品はたくさんあるような気すらしますね…。

ジャンルの先駆けということもそうなんですが、アーティストとして、真の意味でオリジナルを作らんとする意志がビシビシと伝わってくる良い作品だと思います。