火災発見、消火、通報 | てーげー日記 since2000

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身の回りにあった出来事や旅先でのこと、美味しかったモノ、子どものこと、地域での活動のことなどなど多岐にわたって書いてます。

3月1日から実施されていた春の火災予防運動。

我々小田原市消防団第一分団の区域内巡回パトロールは2日と3日、そして6日に行なわれました。

6日に当番日だった自分はM田部長を隣に乗せて積載車(可搬ポンプを積んでいる消防団の車)を運転して管轄区域のパトロールへ出発。

いつも自分が通るルートで廻っていると中学校の裏側の道が妙に靄がかかっていました。
そして、窓ガラスを閉めているにもかかわらず煙の臭いが・・・。

「煙っすね。」

とM田部長と話しながら徐行しながら煙の元を探索。

煙が切れたところで車を止めたところ、M田部長が玄関のガラス戸越しに火災発生を確認。

積載車に積んであった消火器と、路上に設置してある消火器 計2本使って初期消火完了。
その間に自分が119番通報。

初期消火が出来たとはいえ、まだ置き火状態になっていたのも確認しているので可搬ポンプを車から降ろして、防火水槽から水利を取り、ホースを展張したところで再び炎上しているのを確認。

消防ホースを使っての消火がほぼ完了したところで、南分署の救助隊が到着。
防火衣を着ていなかった自分はそこで筒先員交代をして、今度は常備消防のサポートに廻るべく投光器や発電機の準備をはじめました。

その間に隣家の方たちから火災発生した家の方の情報などを訊いたりしていました。

結局住んでいた2名の方々は一酸化炭素中毒で亡くなられてしまい…無念です。
ご冥福をお祈りいたします。

M田部長と自分は消防本部の指揮隊や警察からの聴取を受けたりしている内に、消防団には撤収がかかり引き揚げることに。

しかし、M田部長と自分にはまだまだ聴取が続くため警察署へ行かなければなりませんガーン

聴取を受けたのは・・・ここで。

なんと取り調べ室叫び

この部屋に居るとどうにも犯罪者にしか見えないですよね
いかにも…な感じのM田部長(笑)

ちゃんと隣の部屋から見られるようにマジックミラーもあります。

警察が調書を作る上で必要な内容を二人で話しました。

洗いざらい全部。

写真撮ってもいいのかって?
携帯電話と録音機器の持ち込みは禁止って書いてありましたが、撮影禁止とは書いてなかったから・・・まぁ、いいのかなってにひひ

そんなことで聴取も終わって二人とも釈放、、、じゃなくって帰宅。

警察の話だと、燃えていたすぐ近くに灯油缶もあったらしくもう少し遅かったら大きな火災になっていただろうとのことで、早期発見、早期通報、早期消火が出来て周りの家に被害が及ばなかった事が唯一の救いでしょうかね。

ちゃんと消防団としてのお仕事をした夜でした星空