去年11月、尼崎市で大型トラックがタクシーに衝突し、タクシーの乗客が死亡した事故で、携帯電話の通話に気を取られていたとして、過失運転致死傷の罪に問われている元トラック運転手に対し、神戸地方裁判所尼崎支部は禁錮3年6か月の実刑判決を言い渡しました。
去年11月、尼崎市武庫川町の国道43号線の交差点で、大型トラックを運転していた元運転手の曽田和孝被告(51)がタクシーに衝突し、タクシーに乗っていた当時22歳の女性を死亡させたほか、運転手にけがを負わせたとして、過失運転致死傷の罪に問われています。
起訴状などによりますと、曽田被告は、事故当時、右手に携帯電話を持ち、同僚と通話をしながら運転していて、赤信号に気づかずに直進し、交差点を右折していたタクシーに衝突したということです。
22日の判決で、神戸地方裁判所尼崎支部の佐川真也裁判官は「被害者は22歳の若さで死亡し、結果はあまりにも悲惨なものだ。同僚とのたあいもない内容の通話を漫然と続けていて、日常的に長時間運転を行う職業運転手であったがゆえの慢心があった」などと指摘し、禁錮3年6か月の判決を言い渡しました。
去年11月、尼崎市武庫川町の国道43号線の交差点で、大型トラックを運転していた元運転手の曽田和孝被告(51)がタクシーに衝突し、タクシーに乗っていた当時22歳の女性を死亡させたほか、運転手にけがを負わせたとして、過失運転致死傷の罪に問われています。
起訴状などによりますと、曽田被告は、事故当時、右手に携帯電話を持ち、同僚と通話をしながら運転していて、赤信号に気づかずに直進し、交差点を右折していたタクシーに衝突したということです。
22日の判決で、神戸地方裁判所尼崎支部の佐川真也裁判官は「被害者は22歳の若さで死亡し、結果はあまりにも悲惨なものだ。同僚とのたあいもない内容の通話を漫然と続けていて、日常的に長時間運転を行う職業運転手であったがゆえの慢心があった」などと指摘し、禁錮3年6か月の判決を言い渡しました。