事故が起きたのは、茨城県のJR古河駅から、直線で8kmほど離れた県道。警察によると、午前9時40分ごろ、大型トラックが県道を走っていたところ、積んでいた10メートルほどの鉄骨3本のうち、1本が荷崩れし、反対車線を走ってきた中型トラックに衝突。中型トラックはその後、歩道脇のブロック塀にぶつかり、停止した。事故の瞬間をとらえた映像では、荷崩れした鉄骨は、最初に中型トラックの運転席付近に接触。その後、荷台部分にぶつかり、激しく切り裂く様子が確認できる。荷崩れした鉄骨で、大きく裂けてしまった荷台部分。運転席側のドアも、原型がわからないほど破損している。この事故で、中型トラックを運転していた50代くらいの男性が右足などを骨折する重傷を負った。警察は、大型トラックの男性運転手から、鉄骨の積み方に問題がなかったか、事情を聴くなど、調べを進めている。