福岡県小郡市で妻子3人を殺害した罪に問われた元警察官の男が1審の死刑判決を支持した2審の控訴棄却の判決を不服として17日、最高裁判所に上告しました。
この裁判は、元福岡県警・巡査部長の中田充被告(43)が、2017年、小郡市の自宅で、妻の由紀子さん(当時38)長男の涼介くん(当時9)長女の実優ちゃん(当時6)3人の首を絞めて殺害した殺人の罪に問われていたものです。
中田被告は無罪を主張していましたが、おととし、1審の福岡地裁は死刑判決を言い渡し、9月15日、2審の福岡高裁も1審判決を支持しました。
福岡高裁によると、中田被告はこの判決を不服として17日、最高裁に上告しました。