こんばんは!

おりがみよしです。

作業療法士は、

Occupational Therapist

を略して、

「OT」

と言われます。

「T」は「セラピスト」の「T」です。

そこで脳裏をよぎる言葉があります。

昔、言われた。

「あなたが癒すんでしょう?」

です。

とても素敵なかた(男女は伏せます)と関わったときに、

おりがみよしは、そのかたの物腰や言動に感激しまして、

「いやあ、癒されました」

と、後で指導者に言ったんですね。

そうしたら…

「何をあなたが癒されてるの!あなたが癒すんでしょう?」

と、指導者にしこたま怒られました。

当時も「え?」と思いましたが、

今でもあまり納得いっていません。

セラピストとして癒すのは当然として、

なぜセラピスト側は癒されてはいけないのか?

人間とは相互関係ではないのか?

治療者・被治療者の関係は相互関係でなく、上下関係や主従関係なのか?

「リハビリの先生」として尊厳性を重視すべきなのか?

でも、分かっていただける人はいるかと思いますが…

「俺/私が治してやってるんだ」と考えている人って嫌じゃないですか??

昔、ちょっと変わった医師に言われました。

「人間には自然治癒力があるから、基本的に放っておけば治るんです」

と。

それを「俺/私が治した」と言うのは誤りだと。

「患者さんが自分で治るのをお手伝いしているだけなんですよ。我々医者も」





そう考えると、

セラピストが癒してる

というのは、上から目線にならないですかね?

おりがみよし程度の若輩が何か言っても、仕方ないですけれど。

あの時言われた「あなたが癒すんでしょう?」は、どうしても釈然としません。

プロは、お互い様じゃダメなんですかね?

等々思いつつ、

おりがみよしは、

リハビリ対象者の笑顔に癒されてるのです。

ああ!人生は面白い!!