ふと27日の読売新聞の朝刊を読んでいたら…

第29回「心に残る医療」体験記コンクール

というものがあったそうで、見開きで受賞した体験記が掲載されていました。


それぞれ適度な文章量で、書いた方の顔写真も掲載されていたので、体験記に感情移入しやすいと思いました。


読売新聞のサイトにもありましたので、ご参照くださいm(u_u)m↓↓

http://event.yomiuri.co.jp/2010/iryo-taikenki/



さて、こういう賞ものは…審査員の主観で選ばれた金銭にまみれて、利害を背景にした作為的なものと…僕はひねくれた先入観を持っていましたが………






大変失礼しました。


実際に患者様のご家族として医療に接された方々の真剣な文章でした。


教科書では計り知れない様々な「リアル」を全貌とまではいかなくても、確実に核心を切り取っている体験記だと思いました。


その体験記の中に記載されている内容から評価といいますか…考えてみて、

「右片麻痺で失語だけど、片言の会話ができるということは…運動性言語野は完全に障害されているわけではない。寝返りができないとあるけれど何ならできるのかな?」

など、その方のより良い生活を考える練習になるのではないかと思いました。

勉強のための症例と、考えさせていただくならば、「家族の話」として評価できるのではないか、と。


返信用封筒を同封して、送ると入賞作品集を6月くらいに送ってもらえるらしいので、興味がある方はどうぞ。


さて、これから学校です!