人を否定するということ
「この人は、何を言っているんだ?」
「そんな考えじゃあ、ダメだろう!」
「なんでそういう考えになるんだ?」
仕事をしていると、
このような考えをしてしまう時が、よくあります。
否定するだけなら、簡単にできます。
大事なのは、『なぜ、否定するのか』という事と、
自分の中に、『別案が、ちゃんとあるのか』という事です。
「ダメだ!」という気持ちが先行したまま、
口に出してはいけないと考えています。
人それぞれ理由があり、発言や表現をしていますからね。
仮に。
「それはダメだよ~」と言った後、
「じゃあ、どんな案があるの?」と返されたとします。
ここで、「なぜ」という理由と、「別案」がなければ、
否定しかできない人間になってしまうし、
自分も相手も、嫌な気分になるだけです。
しかし、我慢ではなく、しっかり話を聞いてみよう。
といった考え方をすると、
次の機会で活かせたり、自分の成長にもつながると思うんです。
もちろん、自分の中の疑問を解決するために、
質問したり、別方向から探りを入れることは良いと思います。
目的を達成するために、言葉や表現があるのが、
広告という業界だと思いますから。
僕は、性格上、
嫌なことは嫌と言ってきました。
納得できないことは聞いてきました。
もちろん、人を否定もしてきました。
しかし、そうしてきた過去を振り返ると、
自分の得に変わったケースが、ほとんどありません。
だからこそ、考えなおすことができたのかもしれませんが…。
人を否定するということは、
否定する人の考えを、越えなければするべきではない。
今は、そんな考えで、マイナスな感情が出る時も、
じっくりと人の意見や考えを聞いています。
近い未来、成果が出るといいのですが…。
なんにしても、今までと違う考え方で、
日々過ごすことは大変ですが、未来が楽しみになります。
プレゼンター@SHIMIZU