悔しい3連敗。
しかし、試合内容には成長や改善が見られ、チームとして目指すものが見えてきた一戦。
特に前半は効果的な楔を打って相手が食いついてきたところを剥がして裏に抜け出す明確な狙いがあったし、ボランチや曽根田がダイアゴナルで相手を混乱させることができていた。
窪田も長距離のダイアゴナル、狙いのあるスルーパスなど、今まで見られなかった彼の長所が随所に表れていたと思う。
守備の寄せと言う意味では小椋には及ばないものの、ゲームの組み立てについてはかなりの収穫が得られた。
残念だったのは、サイドアタッカーが効果的なクロスを上げられないことと、松本戦同様、サイドに合わせるための中の工夫が足りないこと。
この辺りはセットプレーを獲得できるように、サイドに手数、人数をかけてコーナーをとる狙いを持つのもいいだろうし、窪田が見せたような左右に相手を振ってからのミドルシュートも効果的だと思う。
今津は圧倒的な高さと闘志が武器であるが、組み立ての部分ではかなり足を引っ張っていたし、対スピードとなると初速が追いつかない場面がある。
この辺りは体の使い方、読みなど経験値と組織でカバーできるようになると思うが、完全に引かれてパワープレーとなった時に、ジネイが入っていた位置に今津、センターにはスピードと足元の技術の高い橋爪を配置するやり方もありなのではないかと考える。
ビョンが戻ってきたらだが、スクランブル時にはリマを前目に配置するとものすごい破壊力が出そうな気もする。
ともわれ、監督、選手スタッフが、課題に真摯に向き合っていることがわかったこの試合。勝ちは伴わなかったが、たしかに前進している姿が見られたので、これからこのチームがどう成長して行くのか来週の金沢戦に向けて前向きに1週間を過ごせそうである。
最近の試合の中では手ごたえがあった一戦だ。