はい
恒例のあべりじとのじどりでーす。
雪不足で始まったスキー行事でした。
互いに26日から。
我が社はてきとうに遊んでましたが、あべりじの団体はきちんとスキー場に行ったようでした。
えらいなあ。ほんと。
雪の無いとき、何をするか。
は、各社想定済みなので、そう困りはしないでしょう。
川遊びの予定が雨になったり
登山で雷予報が出たり
それと同じに、雪の無いスキーも充分あり得るのですから。
そんなのは当たり前ですんで。
でもなあ、片道1時間半、ゲレンデ混雑、変なスノーボーダーがいる、
なんてところに我が社は行く気がない。無理なんじゃなくて、イヤなの。
ギスギスとアホボーダー気にしてスキーするのなんてまっぴらなのね。
必ずあのアホどもに注意するハメになるし。
場合によってはケンカなので、相手がかわいそうです。
なので私は近くのお家の庭の雪で遊んでました。
安全で、小ぢんまりして、すてきでした。
たのしかったのでスキーはできなくてもいいやと思っていのに、降ってしまいました。
あーあ。スキ-やらなきゃかー。
と、我慢してスキーやりました。
私はほら、エコだとか環境がどうのとかあまりいいません。
業ってものがあるからです。
そんなこと言える私じゃない。どうしようもない快楽的で刹那的。
エコだの言うきれいな人々とはちょっと違うらしい。
でも、クリンイメージが大切な人々は、環境のことやらエコのことやら、とうとう持続可能な○○とかきれいなこと言っちゃってるくせして、山を禿げさせてリフト建設し農薬べったり塩害必至のスキー場に行くことについてはなーにも言わない。
言わないだけでなく、ほっくほくで出かけてる。変じゃね。
まったく勝手な人たちに腹が立つことあります。
野外活動というのは、業とのたたかいです。
リスクマネジメントも同様です。
儲けたいけどたくさん来ると管理しきれないので、リスクマネジメントが必要なのですからね。
その「儲けたい」というのをひた隠しにしようとして、「子どもたちの安全のために」というクリンイメージにすりかえる。
本当に安全が第一なら、規模を小さくすればいい。
安心だなって本心から感じられるくらいに規模を小さくすればいい。
隠せない心境があったでしょう「あまり参加数が伸びなかったけどこれでよかったな。」って思ったこと。
小さく行き届いて安心だったんです。
素直にそのときの規模でキャンプをすればいいいのに。
儲ける為にはそんなこと言ってらんないです。
残念ながらこの事実は、業界では疎まれます。
そんなこと言ってると、パーキングエリアで長蛇の列やらダサいビブスを子どもに着させる団体は、不安全だと言うことになるから。
でもま、ほんとに不安全ですから。しかたがないやね。
社会は儲け主義だからそのしわ寄せがこどもや弱者に・・・。
などと言いながら、自分もそうなんじゃん。
苦しくならないかね。
安心な規模だと思ってやってる人もいるでしょうから、目安を書いてみましょう。
開設以来、急遽病院に搬送する必要のある事故を起こしたことのない団体長が書くのですから、信頼してくださってOKです。
【安心な規模の目安】
・災害時にすぐに非難できる規模か
・非難時にキャンプ地から全員を移動させる仕事を自力で行う手段があるか
・万が一の時のために、2泊3日程度は外部からの補給ナシに暮らせる場所と資材や食料を携えているか
・パーキングエリアで、全員が集合して人数確認できる規模か
・1日目に子どもスタッフ全員と会話ができる規模か
・一日の終わりに、参加者全員の心身の状態について、スタッフ全員で確認できる時間を持てる規模か
・理想的な天気でない場合、45分前に行動を変更しその用意ができる規模か
・全ての家庭と事前に数回のメールなどのやりとりが可能な規模か
まあ、このくらいはできるでしょうか。
できなきゃプロじゃないので、できているとは思います。
そんなの無理だと言ったところで、俺はやってるんで無理じゃないです。
およその団体は、実施するキャンプに役割を持たせます。
・大人数募集でファンを増やす
・短期のキャンプは大人数
などですね。
で、小規模のものもやってる。
規模が小さいと安全かって言えば、それはそうでもなくて、
まずは適正な規模を目指した先にリスクマネジメントが充分に必要なのね。
私が言っているのは、安心の規模、であって、安全の規模、ではない。
安心のためには当然安全は含まれるが、安全だけであれば確保するのは
そう難しくない。
我慢・威圧・ルール・マニュアル、で安全は保てる。
楽勝だ。そんなもんチョロい。
ただ、十分に威圧力があればの話だ。
ちょせえ指導者がやると、いじいじしたみっともない威圧というよりイヤミになるからね。
やるときはガッツりやれば、それはそれで芸になる。
我が社はかつて、250人が3回連続とか、50人が4連続とか、500人とか、そういうキャンプをやっていた。
そんなのはもうやりたくない。だからやらない。
安全はどうにかできるが、安心して心底一緒に楽しめるキャンプではなかった。
今年およそ最後の記述が、読んでわからない人が多い上に、読んでわかったところでもどかしい思いをするようなあれですが、本当に安心したキャンプを求めるなら、しっかり考え直すのも意義のあること。
本当のことはシンプルなもの。
シンプルに規模的に安心できて、ようやく込み入った仕組みづくりができる。
最初から乱雑で見通しの悪い規模のまま、難しい組み込みはできない。
およそ儲け狙いだから誰も言うわけないので、私が言っておくよ。
新しい年に安心キャンプがたくさん生まれるとすてきです。
惜しむつもりはないので、ぜひご相談ください。
