昔話 | キャンプ協会なにしてる

キャンプ協会なにしてる

東京都キャンプ協会の理事の一人が勝手に書いているブログです。キャンプのためになる可能性があります。


まんが日本むかし話
という

ぼうやよいこでねんねしな

という喧嘩腰な啖呵から始まる番組がある。あった?今でもあるの?


悪がきが龍に乗ってオラオラでやってくる。


あの番組は
昔話を語れなくなった親に向けて制作された
という話を新聞で読んだ。

写真のこの方は死ぬまで昔話ばっかり集めた。

キャンプは体育ではない。体育から始まるキャンプに流石に違和感がある時代になった。


昔話の教えをみるに、キャンプを通して伝えたいことばかり。
キャンプは文化だからだ。

民俗の気風であり
風土の確かめであり
道のありかたであるわけだ。


体育だとして、例えばサッカーになぞらえてキャンプをしたら
・バレなきゃいい
・過剰にアピール
・狡さは巧さ
・誤魔化せたら偉い
なんてことを伝えるハメになる。

そんなのはごめんだわ。
だからって
琉球を滅ぼし
沖縄を尻尾切りに使い
アイヌを侵略し
はるばる遠征してまで侵略した民族の歴史を踏襲してはならない。

つまり
反省すべきことをまとめたなにかを、センスフルにキャンプに投影する。

昔話は長い民俗のありかたの中で何かを反省した文化と言えるが
体育で例えばサッカーなら、バレなきゃオッケーに反省することはどうやら無さそうだ。まだ時代が浅いからだろうか、そりゃわからないが。


サッカー好きにはイライラするばかりの記事になりましたが

わざと。

イヒー

でもほんと。



キャンプは体育でもスポーツでもない。


第一
俺なんか健全な体だが
不健全な精神しか宿らなかったわけだから
体育不成功。



キャンプは
サッカーより
柔道のほうに近い

柔道はスポーツにみえるが
本当は「道」を体現した文化だからだ。


ルールはマナーより重んじられるから
バレなきゃオッケーになるが
掟はルールとマナーが一体になったものだから
道を進むにたずさえる掟を私は重んじる。

体育に掟は無いが
文化や「道」には掟がある。

キャンプがどちらに近く、またどちらが好ましいかを考えれば、ごく短時間で結論は出るでしょう。



まったくサッカー好きからはぶっ飛ばしたいでしょうけど
やれるもんならやってみな。

ヘッヘーイ

ばかでわりーね