昨日までの３日間は、我がＨＣＧにて、過程定団体の総勢８０名のキャンプインストラクター（以降ＣＩ）養成講習会でした。
家庭認定団体とは、家庭が認めたステキ団体です。
ところが、過程認定団体と言うと、全国規模で展開するの団体か、学校などでＣＩ資格を取得するプロセスが授業や選択科目また選択授業に含まれる団体を指します。たぶん。
我が社は家庭認定団体ですが、過程認定団体ではない。
ＨＣＧを知っている人は、あそこで８０人無理だろ、と思うでしょう。
ま、やりかた次第なので、無理ではないです。
というかむしろ好都合な会場です。俺にとっても、ＣＩとしての学びの内容も。
せっかくだから少し説明しましょう。
ＣＩを取得するためには
理論１０時間、実技（技術）１０時間の履修が必要です。
シバリはこれだけなんで、日帰り何回かでも実施が可能です。
キャンプ資格を取るのに日帰りではどうよ、って考えもあるでしょう。
とっても幸福なことに、私がかかわるこの学校は
理論およそ１０時間
技術およそ１５時間
それに加え
実習２０時間やります。
内容的には、１年生はＣＩからＤ３（←ないです。Ｄ３。）相当ですが
２年生は、Ｄ２かそれ以上の内容です。
１１月のＤ２養成講習会よりよほど大変な思いをさせます。
資格が役立つように、なんてダサいことは考えてはいけない。
この人が役立つように、と考える。
そうすると、自然に時間数が増えます。
とてもお人良しなので、サービスまんてんですね。
みんなひいこら言ってやりますが、日々は楽しいことが満載です。
設営、小さいファイアー、おべんと作り、川遊び、料理コンテスト、キャンプファイアー、ドロケイみたいな遊び、そしてやむなく試験。
という。
こういう楽しことをちゃんとやる。
組織図は、たぶんほとんどの団体の当日組織図より込み入ってますが、それを機能させようとするのでおっもしろい。
運営スタッフのうち、先生やＨＣＧのメンバー合わせて６人。
大人６人で学生８０人のキャンプをやります。
２年生が学生スタッフとしてかかわりますが、キャンプの熟練者はいない。
２年生は自ら志願し、学びになることを信じて学生スタッフとしてかかわります。
なにせ、夏やすみの４日間を事前講習期間にして、本番は２泊３日。
事前講習では、組織作りからしおりづくりまでやります。
必修なので、後ろ向きの学生ももちろんあります。
それを前向かせるのが私たちの仕事です。
ここまで書けば、腕のいい指導者なら、なんて大変でめんどくさいことやってんだあいつは、
ということにい気づかれるでしょう。
ちょりーす。
面倒を嫌っていたら世の中は良くなりませんのでね。
助成獲得の面倒に奔走したうえで領収書創作するダサキャンプをやる本末転倒の面倒より
俺はこの面倒のほうが楽しい。すっごいたのしい。
おもしろかったし、すてきなＣＩ講習会でした。
この時期に、しかもおとといの曇天で、岩からドッポンドッポンするのは最高に面白い。
オヤツ出しながら、スタッフがゴミの分別や食事のお世話している間に
マシュマロねろねろと焼いているようなＣＩ講習会とははっきり差があります。
さて、Ｄ２養成講習会はたったの３日間。
どこまでやれるかわかりませんが、なるべくたくさんの
技術を持って帰ってもらいたいです。
そのためには、たくさんの参加が必要です。
技術には、違いはあっても差はありません。
私含め、みんなで学び合うべきです。
では
おまちしています。