
キャンプディレクター2級、という資格を取得するべくその養成講習会を実施します。
2014年11月22日(土)~24日(月祝)2泊3日
ヒゲッチキャンプ場 。
一体、この資格はなんだ。
資格を取ると何か良いことがあるのか。
常々申し上げている通り、無資格でとても上質な
ディレクションをする方がものすごくたくさんおいでです。
資格なんかいらない。という私の気持ちは一貫して変わりません。
昔の話をしましょう。
その昔、キャンプの資格は、キャンプ指導者初級 同中級 同上級、でした。
ある日、資格制度が変わるというお達しがありました。
それに伴い、移行措置 が行われると。
初級でも、いくつかの要件を満たし移行講習会を受けることで
中級上級になることができました。
そこでケンカです。
私は面倒くさいので移行で上級になりたかった。
なのに、年齢が満ちていないというヘボい理由で中級どまりだそうです。
1年2回だけしかキャンプをしないジジイと
年間100泊のうち半分以上はディレクションをしていた私。
どう考えても変だろ。
キマリはキマリ、ってことで、ケンカには負けました。
あーめんどくせ。ヘッボー。セッコー。
特例を認めろとツメ寄る俺なんかは、協会的にはイヤな奴です。
今でもそれは変わらないでしょう。
せっかくめんどくさいのを回避しようとしたのによ。
ヘボが嫌いで、肩書外したらはだかんぼうになるような
ダサいことも大嫌いな私。
そんな、資格にナナメ目線しか持てない私が担当するからには
実力と資格をより近づけようという取り組みが今回のD2講習会です。
キャンプはいろいろな団体が行っており、宿泊形態、スタイル、食事への考え方
どれをとっても独自性が強い。
キャプディレクターとか、プログラムディレクターなどという呼称も一部の
キャンプをする団体が踏襲しているだけで、実際は様々な呼称で似た役割り
を持たせて実施している。
夫々の取り組みは、違いであり差ではない。
違いを見合うこと、違いを知りあうこと、違いを認め合ううこと。
そして、その違いを自分の活動に活かすこと。
それも大きな目標の一つです。
たくさんの選択肢を持つ。
たのしい2泊3日を過ごす。
たのしさは自分から。
キャンプの理論は大したことないんです。
テキストを見てください。社会生活を送っている
ほとんどの人にとっては、あたりまえのことばかり
書いてあるはずです。
必要なのは、哲学あるいは誇り。
技術はどうでもいいんだ。
技術が無いなら、焚火しないで炊飯器使えばいい。
そりゃないでしょ、というなら、なぜそりゃないのかをしっかり言えるのか。
あんたの狭い世間で、キャンプは焚火と決め込んでいるんじゃないのか。
カタチのないキャンプに、矮小なカタチをあてはめようとしていることを
恥もせずに、炊飯器キャンプにナンクセつけるようではそこが知れてら。
私は、仮に病床からでも、キャンプのディレクションができると思っている。
その方法を探し当てるためには、多くの選択肢、多くの技術ややり方を
知っている必要がある。知らなくても想像する。
スタッフの特性や今の気持ちの状態を、間違えていたとしても考えてあげる必要がある。
得手不得手を紡いでキャンプを形づくる。
病床で、窓からの日差しを眺めながらそんなことができるはずだ。
まずはたのしい2泊3日を過ごしましょう。
それがこの講習会です。
初心者、焚火ができない、キャンプ回数は少ない、指導経験が少ない。
そんなことはどうでもいいことです。
ぜひ参加なさってください。
何かおいしいものをご提供するか
おいしい物を作るチャンスがありますし。
TCSのブログですが、TCSから考えると
2泊3日のすごいTCSみたいな感じです。
あと
ちょっぴしきびしいだけ。
しょうがないね。
ディレクターはたくさんの人の命をお預かりする役なのですから。
あー毎日雨だったらおもしろいなー。
運営部長 研修部長 伊藤光太郎(コーチャンマン)でした。
※誰が書いたかたまには書かないと、どいつがコレ書いてんだよ、ってことになるんでたまには署名。