
この写真を使ってくれました。
ビジョン合宿は役に立ちました。
皆さんは間違えてご覧になりましたでしょうか。
収録は2時間でしたが、編集されてあのようになりました。
途中で挟まった、石職人さんの挿話のほうがとてもすてきで
俺なんかいいからもっと職人さんの仕事を観たかったです。
私も私なりに職人だと思ってやってますが、本当の職人は「成果物」があるのです。
これは、職人語る割に成果物が残らない俺なんかとの大きな違いです。
テレビのお仕事は、最近はなるべく断らないようにしています。
なぜなら、正しいことが少しでも伝わるならとても役に立ってくれるメディアだからです。
視聴者が観て安心、演者も安心、というエヅラをお手伝いすることで、たとえばライフジャケットが当たり前になっていったり、火の回りの安全が確かになっていくなら、メディアに手伝ってもらえる。
CMの薪組みにしても、ほかの飲料のCMの薪組み(同時期に流れたほかの飲み物のCMでもキャンンプファイアが使われていた。)よりずっとしっかりとしています。(あっちは細い材で高く積んでいた。)
小さいことですが、観る人にインパクトを与えるCMだからこそ、きちんとしたことをやりたいわけです。
だから、資材を3トン使ってもちゃんとしたことをやるべきです。
ま、なにより、お母さんと村のじじばばが喜んでくれたからよかった。
このじいちゃんたちが喜んでくれるならそれでいいか、っていうシンプルな気持ちもあります。
誰かの役に立つかどうか、誰かを守るためになるかどうか、で行動を決めて、どんなメディアに手伝ってもらってもやることにしてる。
監修、という仕事もお手伝いしています。
自分は露出しなくても、視聴者や演者やロケ環境が安全で安心になるために監修をします。
監修も出演もギャランティは変わらないので、どっちかと言えば監修のほうが好きです。
服を選ばなくていいからね。顔も髪型も関係ないしね。
メディアは、TVやラジオやネット、新聞雑誌だけじゃなくて、キャンプそのものもすてきを広めるメディアです。
生で嘘や演出の無い本当のメディアを持っていると、その本物を行動の基礎にできるのでそういう点では今までのやり方ややってきたことが役立ってます。
スポンサー(参加者のご家庭)や、カメラ(見た目)や、ネットワーク(同業他社)を気にしないで、またはきちんと信頼し、キャンプをやるわけです。
そのどこかにおもねるようであれば、本物とは言えないでしょう。
少なくとも、正直ではなくなります。結果、信頼は得られないので、がっつりマネジメントする必要が生じます。
すてきを広めるのに、正直さや美学は必ず必要ですし、大切にします。
それを総合して「品」と言います。
品を失ってはいないかを、時折確かめたほうが良いでしょう。
いのいちばんに、俺が。