運営部長の昔の写真大公開 | キャンプ協会なにしてる

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東京都キャンプ協会の理事の一人が勝手に書いているブログです。キャンプのためになる可能性があります。

かさ


と言う割には、小さい写真にしておきました。
10年前くらいの写真なので、まだぜいにくが少なめでちゃんとしています。
どれが俺かもわからないようになっております。

何かのステージのあとでしょう。

ファーストセッションはロープワークをやります。
ので、写真出してます。そのわけは・・・
フラやってた頃、フラのほうのブログも担当していました。
そこに結びについて書いたことがあって、思い出したので
コピペしておくことにした。

」」」

結ぶ(むすぶ)、結う(ゆう)、
という手業があります。

結びには神が宿る、
結びには魂が宿る、
と信じられています。
また結びには「閉じる」
「封じる」という意味も込められています。

結ぶことで悪霊を封じ込めたり
浄化された空間を作ったりされます。
鳥居などに注連縄(しめなわ)をかけますし、
地鎮祭で四方に竹を立てて上のほうに縄を張ったりします。

結びの一番には、横綱が出ます。
横綱=注連縄そのもの。つまり、横綱は神聖なものなのです。

神の力が宿るという考え方に
かたくつなぎ合わせるという本来の結びの役割が重なり
結婚・結社・団結、という風に人や集団をつなぎとめる時にも
結びという言葉が使われます。

結ぶ、編む、と言う時間のかかる丁寧な仕事をしながら
魂を込める(こもる)のです。
カゴ・アミ・服・それらを結んだり編んだりして作るとき
丁寧であればあるほど、
良い仕事になり成果に結びつきますし
その綱やカゴを持って危険な仕事に向かうのですから
結んだり編んだりしながら
強い願いも込められるわけです。

また、結びや編みに使われるものは藁や竹などで
古来それらの植物自体に神が宿るとされています。

日本は結びの文化が発達しています。
風呂敷、紐、帯、縄、様々なものを使い
編んだり結んだりしてきました。
結びの数は数知れず
3千種類ともそれ以上とも言われているのです。

ある日本人が外国から荷物を送ろうと
ポストオフィスで紙包みに紐をかけていたら
「なんてすばらしい、教えてくれないか」と
感心されたそうです。
日本は結びと編みの文化だという人もいます。

さて、ハワイでもレイにはマナが宿ると言うそうです。
日本での結びへの信仰や思いとなんら変わりません。
ティーリーフ自体が魔よけにも使われる神聖な葉だそうです。
日本でも藁や竹は悪霊よけに使われ神聖視されています。

ものすごく遠く、植生も神もちがうのに
これほど似た文化や信仰があるのです。
そんなことに気づくと
先生の「ハワイ人にできて日本人にできないわけがないと思う・・・」
という言葉に深くうなづけます。

なぜこれほど結びや編みが神格化されたかは
もっと昔にさかのぼりますが
今日は長くなったのでココまで。


あ、少し変わったアソビかたで
人間(特に女性)の体に縄をかけたりうまいこと結んだり
宙吊りにしたりする変なクセのある人がいますね?
あの技も日本人が一番すばらしいそうです。いや、たぶん。
西洋人はすぐにバンドを使いますが
日本人はきちんと結ぶそうです。
あーーこんなことさえ書かなきゃきれいに終わった投稿なのに・・・。

おむすびも、そんなわけで母さんの気持ちが込められているのね。
おむすび と おにぎり の違いはそのあたりにあるんじゃないか。



」」」

と言うようなことを書いたんだった。


写真の飾りはすべて自分で編みます。
葉っぱで縄を綯い、切った葉っぱを挟み込んで
形づくります。
鳥の羽、花、ヒモ、なども編み込んだりなどし
もっと手の込んだやつもあります。

これを手足首頭に編んだ飾りつけます。
まさか踊っている時に外れてはいけない。
がっちり仲間と結び合います。


ロープワークは西洋のものです。
ヒモのつかい方の説明でしかない。
まさかそこに神様が宿ってはならない。
日本では、紐の結びが昔からあった。
神が宿り、念がこめられる。
このことは、我が国のキャンプを見直すにとても重要であることに
気づいている指導者はいかほどあるだろうか。

ファーストセッションでは
このことを説明しなくちゃいけませんが
どうせそんな時間ないし、結局パタパタ結びかたをやって
先に突っ走るだけなんでね。
今のうちにいっといて時間を節約する。


ちなみに写真は
コンバインといって、男女ペアで踊ります。
ウヒウヒを想像する人、だめよだめよー。
ここまで説明読んで、そんなんじゃだめよー。


じゃ
コピペでかせげたんでこれで。


ロープワークと紐結びには
おにぎりとおむすびほどの違いがある。