ポールさんご逝去とヒヤリハット | キャンプ協会なにしてる

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東京都キャンプ協会の理事の一人が勝手に書いているブログです。キャンプのためになる可能性があります。



残念です。

ワイルドスピードなどで有名なポールウォーカーが
車の事故で亡くなりました。

これからまだまだ働けるのに、残念です。
なかなかイカす若者でした。いつの間にか40歳になっていて
そして亡くなってしまいました。

ヴィンさんというやや産地練馬が有名な作物に形容される
役者がありますが、愛らしいマッチョです。
2人でワイルドスピードやってきた、というコンビにちかい
ニュアンスがありました。

スターでもないけれど、何か気に止めさせる二人は好きです。
もちろんヴィンさんはこれからも活躍するでしょうけれど
ポールさんとの共演はもうありません。

ワイルドスピードという、特にいいところはないイカニモ映画は
俺大好き。娯楽大作の役割をすっかりわかって作られている映画です。
思いばっかし盛り込んで結局伝わらない映画とどっちがいいかそりゃ
もう好みですけれども、どんな映画にも良いところがひとつはある。

それでいいんです。

色々言いたいことはありますが
愛着のある役者が亡くなるのは残念です。

残念です。

もったいないことです。

俺も速い車を何台も持ってます。
どれも時速80キロも出てしまうので
本当に気をつけなければならない。

事故死のつらさは身内に事故死があったからとてもよくわかる。
朝、元気に出てすぐ、車にハネられ、頭が割れてしまって。
亡くなって家に戻り、家の前の道の血糊を落とそうとした。
大量の乾いた血糊に水をあててブラシでこすると、水で血が
溶けてしばらく真っ赤な血が流れ続ける。ブラシでこする。
その血は、さっきまで体の中を流れていたもので
これからも流れ続けるはずだった。
無念で無念で腹が立って、腹を立てても戻らない命だと
わかっていても悔しくてしかたがなかった。

命というのは体といういれものがあってようやくそこにおさまっている。



リスクマネジメントとか言うくせに、
どうして、一時停止で二段階停止をしないのだ。
安全安心とか言うくせに
どうして、ショウヤかどっかでさんざん酔っ払って電車に乗るのだ。
ベイビインカーとか車の後ろに貼っつけているくせに(貼っている理由はともあれ。)
どうして、進路変更時に3秒前あるいは30m前に合図を出さないのか。
リスクマネジャーとかのくせに
左折の巻き込を見ているか、交差点右折時の右後方からの自転車進入を見ているか。
左折時には車体を左に寄せる。それすらしないのに、キャンプの安全を言える横柄さに
俺は辟易気味だ。

縁者を失っても血糊洗うだけしかできない俺でも
そんな当たり前のことはわかる。

あまりいじめねえよ。
どうせキレイゴトでやってんだろうから。

俺か。
俺はそもそもどす黒いんで身の丈分かってるんでね。
静かにハンドル握ってる。
踏切では、ちゃんと、少しでも窓開けて音を確認してる。
当たり前だからやってる。忘れた時には、後悔する。
ア、シナカッタ!って、はっとする。
それが、ヒヤリハットですよね。

なんで俺は窓を開けなかったろう、と思う。
原因は、疲れている、怠慢、めんどくさがった、ガッツ窓(手動の窓)だった、
大丈夫”だろう”と思ってしまった、などにすぐ気づく。
改善したつもりでも繰り返すなら、何か大きな欠陥がある。
その習慣は、たまにヒヤリハットをムリクリ抽出するより
あきらかにキャンプに役立つ。
後悔も不十分さもそれを認識するのは習慣であって
とりくみ、ではない。
キャンプのヒヤリハットなんて微々たるものであって
そのまえに、歩行者も自転車もバイクも車も、
道の上でのヒヤリハットに気づけば
キャンプのそれも大いに減るはずだ。


身の丈しってるんで
このあたりでやめとくべ。

俺の本当の運転を知っている人が読んだら
俺が一番キレイゴト大賞!
ま、その認識があれば、ある程度謙虚さが生まれる。


取り組まないより取り組んだほうがそりゃいいが
それよりなにより、毎日道に出てるんだから
そこから危険予測と事故防止を習慣化してみたらどうよ。

あーーーーーっと
わかってますよー
こうやって、本当のこと言うと多くの人に
「あいつはかわってる」
「ありゃこだわりだ」
とかいって、アウェイにされるのね!

本当のこと聞くの辛い(つらい)もんね!
キムチは当然辛い(からい)もんね!

あったかいかつどうでイイコトしてるのに
日常はだらしなく運転したいよね!
誰かに血糊洗わせるようなことすんなよ!