キャンプはじまる | キャンプ協会なにしてる

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東京都キャンプ協会の理事の一人が勝手に書いているブログです。キャンプのためになる可能性があります。

東京キャンピングセミナー11-12-image.jpg


写真は我が社の教室です。
すべて手掘り、すべて人力で建てた最後の建築物です。
これ以降は、ボッカマンが入り、ユンボが入り、
便利にしてきました。
便利にしたら不便なことも出てきて、どちらがいいか
わからなくなってきました。

このジレンマを人生で経験できたことはとてもよかったですが
失ったものは元に戻りません。
手に入れたものを頼りに、新しくやってゆくしかない。
これは、現代社会そのものです。
失ったものは見ずに、今ある物を大事にしてこれからを
つくる。

私のやり方がいいか悪いかわかりませんが
言葉で理解するよりずっと、体は正直に
反省と欲求でどろどろに悩みます。



さあ
11月のセッションは
一泊二日キャンプ!

いつもは二時間の東京キャンプだけど
11月は一泊二日のパーティーです。
エントリーしてください。


地図をつくる、という、一見楽そうなことですが
俺は楽じゃなさそうなのはわかっていたので止めに
入ろうとしたけれど、話しがどんどん進むので
あーもーしらねーやればー
って感じで今を迎えています。

決まったからにはやろうじゃないか。

どれだけ集まれる変わりませんが
人生の良いアクセントになるでしょう。

MEGさんは、最後の手書き地図職人でしょう。
それも、充分な経験があるだけで、一代前の
手書きだけで死んでいった職人ほど手作業な
地図との付き合いではない。
時代は進み、失ったものがあるはずで、それに
気づくかどうかという、非常にナイーブな年代か、
狭間に居てどちらがいいかわからないほど
前もだいじで今が大事でこれからが大事という
そういう困ったおじさんです。

地図をつくると言うのは
世界の基本です。

時間という観念は、天文と手を結んで暦を作り
土地という概念は、点線面矩で地球を切り分け
そして世界ができていきました。

暦と土に逆らうことはできません。
暦は月や太陽との関係を無視してはできないので
天と呼びましょう。

天地あって世界は動いていることになる。
今回のキャンプは、地を思うことになると感じます。

でかい話のようで、要領を得ないでしょうけれども
地図は多くの人の支えとなり、その基礎があって
小さな世界を手に入れ、大きな世界につながる。

キャンプで地図作りというと
腕の良くない人々は、関係ないかのように思うでしょう。

それはまあ無視してやってみてください。
このキャンプで行われることは、腕のへまな小っちゃい
指導者には理解できませんけれど、そんなこと天地は
気にしやしないんでね。

やってみないとわからない。
だったらやればいい。

人生で、地図をぎっちりつくるチャンスはそうない。
俺もガッツリ参加したかったが、立場と先約がそれを
ゆるさないので、人生のアクセントか
おもしろいアクシデントに出会うチャンスを逃すのを
残念に思ってます。

早くエントリしてください。
一応もう締切になっていますが
それ以降エントリされることは折込済みなので
さあささあさハラ決めてエントリしましょう。

こんな書いてもわからないだろうけど
15年経てばいろいろなことがわかるはずです。

地面掘って、水汲んで、下積み時代が長かったんで
やはりこのキャンプは意義は関係なく居るだけでいい
ということはよくわかります。

地球にやさしく
とか
持続可能な〇〇
とか
あったかいことに腐心する人も
そういうこというなら地図つくるくらいやってみたら!

ステキな地球にすべきと言う認識も
持続可能にするには何が行われていたかを知るにも
地図は基本です。

地図があって地球と言う認識がある。
この事実に目をつぶるのか、どうか。
目をつぶってなお、持続可能とかいうのか。

持続可能であるべきかどうか
はいつくばって知ってみてはいかがか。


実際は
キムチとか焚火とか
どうせうまいもん食べてばっかで
地図はこう、さらさらーっと目測で書いて終わったりね。

それはそれで、身の丈を知る良いチャンス♪

じゃ
キャンプで!