ヤッケ…軽量簡易な、レインウエアとも風除けともつかないもの
=レインウエアではないのでダメ、という考えでしょうね。
ヤッケという言葉自体浸透していないはずなので、そりゃあわか
りにくいですね。
「ウインドブレーカーではなく、上下わかれている雨具」
が求められているわけですから、そう書けばよいですね。
「最近は軽い雨具もあるのでそれを探してもいいですね」
と付け加えればなお良いですね。
価格帯は、ガッツリ登山しないなら、4000円から7000円
で探してもらうようにすれば、そんなひどいものにはならない
はずだから、そういう説明が良いと思います。
なお、ヤッケというもののほとんどは一枚布で、表側がコーティング
されていても裏に防水加工がされていないものがほとんどです。
最初は良くても、間もなく防水性は失われます。これはほぼ決まりです。
ペットボトルは理由がわからない。
中ポリの水筒もあるし。
ペットボトル不可の指導のスタート時点で
・ペットボトル可にすると、最初はジュースを持ってくる子がいる
などの、プチモラリーな理由かもしれません。
俺は、水筒はペットボトルで良い、と皆さんに言ってます。
キャンプ中は、夜には中身を抜く、朝には入れ替える、など
行動のタイミングをみはからって洗って中身を入れ替えてますから
衛生的にも問題ないです。
今言われている、水筒に乳酸菌の危険、を視点にすると
ペットボトルのほうがすぐれているし。
」」」
・活動に不慣れなご家庭に雨具を用意してもらう時の案内
・活動中の飲み物の管理
とざっくり整理すると、雨具に関しては前述のとおりで
飲み物は、団体の意志や活動の特性によるところが大きいですね。
私のところでは
・固定キャンプである
・キャンプ場には冷蔵庫冷凍庫完備
・水道水を利用の場合がある(消毒されている)
・煮沸水を利用の場合がある(煮沸消毒だけ)
・出かけるときには、ある程度の距離で伴走車と合流できる
・グループリーダーやプログラムディレクターから
水筒の中身入れ替えの号令とチェックが必ずある
(個々の判断に任せきらない)
という行動が多くなるので言えることかもしれません。
また、管理の工夫として
・キャンプ地にジャグを置いて水筒は使わなくてもいい状態
を作ったりします。
これにより、水筒の衛生面だけではなく、水分を補給しているかを
何人かが見てあげることができます。
ジャグの場所はおよそ本部の近くなので
・たまたま近くに居る本部の人
・「お茶飲んでくる」と申告を受けたグループリーダー
・ジャグの中身を入れ替えたり足したりする人
・俺
とかが、ジャグへ来る頻度やジャグの減り具合をみるわけです。
ついでにその時に、こどもの様子を見ることができます。
」」」
持ち物のすべては、安全管理健康管理の流れの中にあるので
その目線をほかのコトに置き換えてしまうととても困ったことに
なります。
たとえば
「ジュースのPBを持ってくる子がいるから水筒のみ!」
この判断は、モラリーな香りがしますが
『スポーツドリンク(実は乳酸菌入り)』を入れてきたら
全く意味ない。
たとえば
「雨具はヤッケ不可です。セパレートの雨具を用意してください。」
という説明をして、コレならヤッケのほうがいいやと思える半透明の
雨具を持ってきたらどうする。
困るのは誰か。体調を崩すのは誰か。・・・こどもです。
持ち物表は、我が社のものはとても簡易です。
しかしまあまあ適切です。
質問はいつでもどうぞですし
わからない時は売り場からでも電話ください
と言ってます。
実際、売り場からの電話で買い物をしてもらったことも
一度ではありません。
こどもが困らないようにするために
家庭にうまいこと理由を付して伝える
というのは、当然なので
こういっちゃなんですが
当該地域のソノ指導は
理由がはっきりしていないという点で
間違えた指導でございます。
速く改善したほうがいいです。
たぶん最初はしっかりした理由があるはずです。
それを忘れてしまった以上は、理由を含めて
更新しなkればなりません。
ちなみにわが社の持ち物表は
毎年あるいはキャンプごとに少しだけでも更新
されています。
そう思って
ほかの持ち物に「なんで?」を考えてみて
ください。
きっとほかにもあやしいのがあるよ。
・ビニールぶくろ とか (どんくらい?なんにつかうの?)
・ナップサック とか (デイパックじゃだめか?)
・ぞうきん とか(ふきんじゃねえのか?とか)
ね
なんでー?
でしょ
」」」
水辺の活動での履物などは
どうしているでしょうか。
水辺のイメージは家庭によってずいぶん違います。
私の行動エリアは、中流域以上の上流あたりですので
「古い靴」を第一に勧めています。
「サンダル不可です。」
という説明とともに
「クロッ○スのようなPVC素材の物もダメです。」
と書き加えています。
その理由は
「足がずれたら靴の外に肌が出るから、上流域では危険。」
「浮力があるから浮力に抗って川底に足を置きながら行動するのは危険。」
だからです。
と
説明しています。
が
本当の理由は
私の高校の時の先輩は、友人と河原にBBQに行き
友人が流したサンダルを追って川を走り下り
低い砂防ダム(川にコンクリで段々がある、あれ。)から
落下して頭部強打で死んだ。
からです。
そんな切ない
まさかその本当の理由を親御さんに言えませんが
持ち物をしっかりすることで
本人の命だけでなく、ほかの人を殺さぬためでも
あるのです。
」」」
持ち物を忘れたら困るのは本人ですが
一緒に一定期間暮らす上は、忘れても
大丈夫です、と言える環境が必要です。
そうした環境が作れる団体はそう多くはないでしょう。
ウチは大丈夫です。
だってインドア派だから
雨が降ったら映画とか観るんだし。
いや
持ち物については
モノ好きな俺はもっと言いたいことある。
しかし基本は
①本人が困らないため
②困った本人にスタッフが困らないため
③困った本人に困るスタッフに俺が困らないため
で
このすべては
安全、健康、愛、に根差していることだけ
伝われば今日は満足です。
じゃ
お昼寝ターイム
お昼寝の持ち物は
ドナツ型風枕