D2PD | キャンプ協会なにしてる

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東京都キャンプ協会の理事の一人が勝手に書いているブログです。キャンプのためになる可能性があります。

D2PDが実施されます。

確かに実施されます。

シメキリ間近ですが、エントリーがあれば最善を尽くしますし
飛び込み、滑り込み、悩んだ末の遅れ馳せエントリ、
全て歓迎します。
早いに越したことはありませんし、締め切りに間に合ったほうが良いです。
しかし、皆さんには、お仕事、家庭、学校、その他、D2PDを受講する
には万障あるとわかっています。

50%くらいの確率で来れそうなら、
ぜひオフィスに声かけておいてください。
あとは正式エントリーを待ちます。

D2PDをこれほど進める理由はいくつもあります。

はっきり言って、D2PDまた資格などなくても有能な指導者は
わんさかおいでです。尊敬すべき指導者、リーダー、ディレクターで
資格など持たない方を挙げろというなら、いっくらでも言えます。

D2PDは、そうした方々からリスペクトして歩んできた
組織キャンプ現時点でのまとめのようなものです。
たずさわるスタッフまた講師は、俺を除いてみんなものすごく勉強
しています。
あ、俺はものすごくよく釣りに行きますし、チェンソー振ってるだけ。
多くの指導者から学んできた講師、多くの指導者から学んできた受講者、
そこに居るだけでもすてきではないか。
そう思います。

組織キャンプというと、自由が好きな人は「ケッソシキだとよ、俺はフリーダム!」
と言いたくなるでしょう。
組織の意味を、うまくとらえ、都合よく解釈する技能が必要かもしれません。
組織というのは、人を守るためのキズナのようなもの、だと思ってみてください。
人を守るに、系統の無いつながりで好き勝手に守っていたら、守られている
ほうがつらいでしょう。
そんなことのないように、組織を編成します。

私はというと、たとえ参加者が3人のキャンプでも組織をつくります。
組織図も書きます。そうすることで、3人がどういう階層で守られ
誰の指示を受け、誰に相談し誰と手をつないでいるかがわかるのです。

D2PDでは、そんな組織の重要性と同時に、意味のない組織の無能さにも
気づいてもらえると思います。
また、様々な活動を通し、自分に無かった考え、判断、ルール、が追加されます。

さて、若輩の私が言うのもなんですが、
自分に無かったルールや判断また施行に触れた時、腕の無い人は
それを排除しようとします。「ケッ」っていうのです。
腕のいい人は、如才なく自分のルールブックに追加します。
追加し、受け入れた上で、うまいこと利用するのです。

現時点でD2PDにエントリーしてくれている方の中には、
野外教育を俺よりよほど学んでいる方、現場歴が俺よりよほど長い方、
ほとんどキャンプ経験のない方、様々です。
これはたのしみです。

キャンプ経験が少ないということは、キャンプ以外でしっかり時間使って
学んでいるという証だとしましょう。
キャンプは社会の一部です。社会と調和することができる活動なので、
いままで綿々と続いてきたわけです。
キャンプが社会と調和する時、キャンプ側に居る人だけでは調和はなる建ちません。
社会側に居る人がいてようやく、調和するのです。
つまり、キャンプ経験は社会経験に勝ることはあり得ない、という結論です。
社会で懸命に生きている方は、同じようにキャンプでも懸命に行動できます。
隠せない事実の前に、生半可なキャンプかじったくらいの指導者は
社会経験(もちろん、主婦も社会です。)タジタジなんですね。

キャンプは社会じゃないのか?
というアンチテーゼを受けそうですが
今日は時間が無いので無視です。

D2PD。

受講してみてください。
資格が要らないなら、最後の試験をボイコットしちゃえばいいんです。
結局資格が要らないと判断してもいいのです。
その前で、充分にいろいろなことが「追加」されます。

勉強するより速いです。
追加ですから。
人が学んできたことや経験してきて
まとめたことを、チャキッと追加するだけ。

勉強なんてしなくても
濡れ手に粟で、追加!

楽でよろしい。

楽ちん一番な、俺らしい記述となりました。

では
おまちしています。


こちらがお待ちするというより
待ってたのはあなたの心の声のはず。
そう信じて
俺以外の講師が頑張ります。

俺はというとそれなりにやるでしょうけど
釣り道具をもっていくつもりです。
エサには、かにでも捕まえるか。

カニ網を仕掛けて
朝になったらカニ汁御馳走するか。