用意したのは
チカのタワシ さすがせんせー
タカチャンのピーナッツ さすが料理クラブ
メグさんの木の笛 さすがうるさい
あとは
基本の竹とんぼ
ねんど
でした。
工作やっていると夢中になって時間が足りなくなります。
それが工作です。
キャンプでやる時は、何かプラスしてみてください。
竹とんぼを作る道具があれば箸置きだって作れるし
竹とんぼにアクリル絵の具で着色してもいいし
いっそ、竹をたくさん割って「大吉」とか「凶」とか
書いておみくじ作ったりでもいい。
アクリルタワシは指編みでね。
小さい子でもできる。
指が細いと目が詰まっていいかも。
役に立つクラフト。
完成したら使いたくなる。
つかってみたらこりゃすげえ。
っていう、つくり甲斐のあるものです。
たぶんだけど
タワシなのに無駄に長く作りたくなたんじゃねですか。
俺は昔、この方法でマフラーが作れると思って
頑張ってみたことある。
お母さんはそんな俺によくぞ毛糸いっぱいくれたな。
生きていたら改めて感謝したい。
あ、まだ生きてら。
ピーナッツは、やりながら食べられるので
これもうまい。
小さいものですがこれがまた夢中になるので。
ほんとに誰でもできるし
誰が作ったものでもどうしてか表情が出るんだね。
誰が作っても面白い結果になるっていうのは
自信がない人もやっていて安心です。
クラフトは、うまくつくることより
たのしくつくるもんです。
俺はこどもの頃
ピーナッツをはなに入れて、お母さんを困らせた。
生きているうちに「鼻にピーナッツ入れてごめんね」
って言おう。
木の笛は、あまり日常でたのしくもないし
うるさくてかなわない。
が、それがこの笛の魅力なんだそうです。
ガキうるせえ!って言いたくなるような
笛の音色、もはや音色というよりでかいノイズ。
クマよけ、嫌がらせにはもってこいです。
うちは兄弟が多く、比較的貧乏だったので
家の中や外で兄弟げんかする以外におもしろい遊び
無かったから、この笛以上に面倒くさい兄弟で
お母さんよく我慢して俺をいろいろなもので殴る
くらいで済ませてくれた。いかしてくれてありがとう。
竹とんぼは基本です。
何が基本かというと、機能美、です。
飛ぶものはきれいなんです。
あと、道具です。
割る、穿つ、削る、接続する、と
一通りのプロセスがあるのでね。
苦労するだろうけど
苦労しない方法もある。ま、聞いて下さい。
竹とんぼをつくったり、仲間を脅したりするために
小学生の俺は常にボンナイフを携えていた。
よくまあお母さんも買い与えたものだ。
いや、くすねて自分で買ったんだっけか。
謝ろうにも記憶が定かじゃないのでうやむやにしyo。
ねんどはあまり人気なかったけど
実は素材自体が技術と時間と試行錯誤を
繰り返したものなんだよ。
砂と土の収縮率が違うのでそれを活かして
ねんどを生成する時に工夫してるんだよ。
あと、ねんど野焼きというのは、成形してから
1週間とか乾燥させる面倒な工程がある。
が、俺のやり方なら、その日のうちに焼ける。
俺のお父さんは
裏の畑でたき火して
そのまま山の上まで燃やしちゃって
消防車が何台も何台も来たなあ。
向かいの学校から見ていた俺は
急いで帰っても無駄だとおもったが
みんなが帰れ帰れというのでしかたなく
たのしいサッカーやめて帰ったっけ。
野焼きというのは
野を焼くんじゃなくて
野で焼くことなのにね。
じゃあね。
ショウYAはどうだったすか。
Tかちゃんからのレポートがないので
たぶん
キャンフェスのカレーコンテスト反省会をやっていたに
違いないと思うよ。
たぶんあのカレーコンテストは
物足りなかったろうとおもうよ。
居なかったくせにって言わないでね。
食材表見ればわかるんです。
いちおプロカレーコンテスターなので。
(カレーコンテストをやってくれという仕事があっただけ。)
(2泊3日メニューはカレーだけっていうキャンプもあったね。
それが仕事なんで、ま、プロってことに。)
でもねクラフト同様みんなで何か作っていうだけでも
たのしいんだよね。
必要なのは
・工夫の幅がありすぎてそこでグループ内で切磋琢磨がある
・負けるなら格段にうまいカレーに負けたい気持ちを生む
・僅差でも勝ちたい気もちを生む
・必死にやってふりかえったら技術が上がっている
・その結果、高レベルの技術交流がある
っていう設定と演出ね。(どんなコンペティションも同じね。)
子どもの場合じゃくて、大人の場合ね。
限られた環境と材料で工夫しぬくという今回のフェスみたいなのも
これまたおもしろいですね。
あと、モチベーションが上がる音楽ね。
じん○いさんのじゃ駄目よ。
ドンドンって、音楽に心臓の鼓動が引きずられるようなやつね。
じんペ○さんの音じゃ、闘争心が生まれない。
とまあ
コンテストの内容自体にいろいろなやり方があって
コンテストの演出ややりかたにもいろいろあって
その数多い選択肢から選ぶときにようやく
環境の制限が出てきて、制限の中で公平性を保って
考え実施するという、なかなか難しいものですね。
俺も出たかったなあ、カレーコンテスト。
ヨソのカレーにルーが入ったところで
やかんの水をどぼどぼよそのやつに足してまわるの。
するとほら、絶対勝てる。
誰か同じことやったやついるんじゃねえの?
ウヒヒヒッヒ
こないだ農機具屋のばばあとカレー談義なって
このばばあがまたグルメでね。尊敬すべき料理家。
ばばあのカレーがうまかったんで、食べながら製法と
材料を言い当ててみたんだけども
そのほとんどが俺もやっていることだったので
なんだかうれしくなってばばあと握手したんだよ。
今日のアドバイスは
①たんぱく質を2種類入れてみよう
②ルーを入れる前に薄味のうまいスープに仕立てよう
です。
ほかにもありますが
この二点をおさえるだけで格段にうまさが深くなります。
タンパク質から得られるアミノ酸つまり
ダシ が深くなるんですね。
なので、オカカとかでもいいんです。
たとえばチキンしかないなら
皮をはがして刻んでがりがりに焼くだけでも
異質のたんぱく質になるのでいいんです。
豚肉しかないなら
脂身をがりがりに焼いてみてください。
身と脂、皮と身、の違いも異タンパク質につながり
うまくなるはずです。
やってみて!
って、工作からついうまい物の話に!
うまいものも工作もつくるものですし。
11月のキャンプでやっちゃおうかなぁカレーコンテスト!
フェスバージョンの向こう側の極にある
こってりごってりもりもりで
フェスのほうがよかったーって思うほど
つらくて大変なやつ。
・時間制限60分
・薪は拾って来て下さい
・マッチは2本だけ
・新聞紙は使えません
・包丁は切れないので必ず研いでから使ってください
・ルーは自作でどうぞ
・タイ、インド、トルコ、グレートブリテン、アメアリキャン、JP、何風でもいいです。
・肉はそこに居る鶏シメて新鮮なものを使うか、魚釣りもできます。
っていうのはどう!
ま、やだよね。
じゃあね
