最近、いろいろと考え事があるが
まあ順調な秋ではある。
土曜日。
バスの運転のために生きていた時間を数えたら
12時間弱だった。
一日のおよそ半分を、バスの運転席で生きていた。
おもしろい人生だなと思った。
おもしろい人生で幸せではあるが
バスの運転座席はもっとすてきなやつに変更する必要がある。
眠るより長い時間座る場所だし
何しろ人の命を座りながらにして預かるわけだ。
運転だけで一日の人生を終えるわけもなく、
芋を掘ったり、荷物を上げ下げしたり、いろいろやるわけで
運転席のシートは職場であり、休憩スペースでもある。
秋が深まると
小さなことを人生になぞらえたくなる。
のかもしれん。
すごくすてきなシートを探しているが
なかなか見つからない。
バス、という車両の性格上か、私以外は全員お客に成りすます。
つまり、12時間、多くの人が居るにもかかわらず、ひとりで過ごす。
じゃなければ、乗客にサービスをする気さくな運転手役。
乗客の中には、眠いのにサービスいらないよ、って思う人も
たぶん居るだろう。
でもね、眠いのはお客様だけではないので
眠気覚ましの運転手のサービスに付き合ってくださいヨ。
眠いので、これで。