★若尾裕之の視点★
『負けるが勝ち』
徳川家康は「堪忍は無事長久の基、
怒りは敵と思え、勝つことばかり
知りて、負けることを知らざれば、
害その身に至る」と言っています。
家康が関が原の戦いに戦勝してきた
ときに京都の街に家康を侮辱する
落書きが多数ありましたが、
犯人探しをするのではなく、
「私の心得になることもある」
と言って落書きを集めさせた
そうです。
幼少期から人質に出され、妻と
子どもを切腹させられるなど、
苦難の連続の人生だったから
こそ身についた人生哲学なので
しょう。
戦国の三英傑の他の二人、
織田信長は本能寺の変で
家臣の謀反にあい、豊臣秀吉
は怒りから信頼できる側近を
切腹させたことから不信感が
増大しました。
結果的にこの二人は天下統一
に至っていません。
260年以上続く江戸幕府を
築いた家康の考え方こそ正しい
と歴史が証明しています。







