紅白歌合戦は、音楽葬だった!? | 未来デザイン& マーケティングコンサルタント 若尾裕之のOfficial Blog
2007年の紅白歌合戦は、趣向を凝らした内容で見ごたえが
あったと思います。ニコニコ

特に、故人を偲ぶコーナーが随所に見られました。
ZARDの坂井泉水さんは、ゆかりのバンドと生前の映像・声
の組み合わせで、「揺れる想い」「グロリアスマインド」「負けないで」
の3曲を歌いました。
5月27日に亡くなった坂井さんの偲ぶ会は、6月27日に4万人の
ファンを集め、音楽葬としておこなわれましたが、その再現のような
演出でした。ラブラブ

美空ひばりさんは、生誕70周年ですが、作詞作曲の小椋佳さん
とのデュエットで、愛燦燦を歌いました。
ひばりさんは、1989年6月24日に亡くなりなりましたが、葬儀は
同年7月22日におこなわれ、会葬者な7万人以上。「川の流れのように」
などの曲を雪村いずみさん等の歌手が歌いました。音譜

作詞家の阿久悠さんは、2007年8月1日に70歳で亡くなりましたが、
阿久さんを追悼して、番組の最後の四曲は全て阿久さん作詞の曲という
念の入れようでした。
和田アキ子さん「あの鐘を鳴らすのはあなた」、森進一さん「北の蛍」、
石川さゆりさん「津軽海峡冬景色」、五木ひろしさん「契り」でしめくくられ
ました。
2007年8月10日に、阿久さんをしのぶ「阿久悠を送る会」がおこわれ、
約1200人もの芸能関係者が駆けつけました。
阿久さんが作詞した名曲が流れる会場で多くの歌手に見送られ、阿久さん
が天国へ旅立ちました。遺影は、ウイスキーグラスを手に笑顔を見せる
阿久さん。
阿久さんの作詞した曲名の焼酎「勝手にしやがれ」や「狂わせたいの」が
ふるまわれ、阿久さんの曲が生バンドで次々と演奏されました。
若いころの写真など、生前の活躍ぶりが映像にまとめられ、大画面に
映し出されました。音譜

その他、新井満さんの日本語詩・作曲で、100万枚の大ヒットとなった
秋川雅史さん「千の風になって」も、新井さんへ送られたファンからの
手紙紹介もあり、盛り上がりました。合格

すぎもとまさとさんの「吾亦紅(ワレモコウ)」。自分自身の母親を亡く
したとき、友人・ちあき哲也さんから渡された詩に曲を付け、自ら歌った
曲です。

また、レコード大賞も獲得したコブクロの蕾は、コブクロ小渕健太郎さんが
亡き母親の為に書いた追悼の曲です。

このように、今回の紅白歌合戦は、「追悼」を企画の柱に構成したような
内容です。

実は、お葬式における「音楽」の役割は大きくなってきています。
この紅白歌合戦や、昨今の有名人のお葬式の影響もあり、ますます
音楽葬が増加する可能性があります。クラッカー

「ハッピーなお葬式」を提案する私としても、「音楽」は重要なテーマです。
今年は、ハッピーな音楽葬がブームになるかもしれませんよ。ニコニコ