昨日、取材で、「東長寺」という、全く新しい概念のお寺に行ってきました。
一言で言えば縁(えん)の会という会員制の墓。会員数なんと8000名、
人気が高く、06年末にキャパがいっぱいとなり、会員募集終了しました。
再度、07年春から新たな場所で、3000名の追加募集をするとのこと。
この縁の会の特徴は、檀家制度でなく、会員制度。
生前に授戒式で、戒名が与えられます。この戒名は全員平等。
そして、死後の葬儀、納骨堂に納骨。永代供養され、三十三回忌後は、
合祀される仕組みです。
会員の62.5%が女性。個人(単身)であれば、女性が80%。女性は
30代の方からいらっしゃいます。特に看護士さんや介護士さん等、
死を身近に感じている人が多いようです。
また感性の高い作家や芸術家などの著名人の会員も多いようです。
「墓の継承者がいない」「子供に面倒をかけたくない」や「都心でお参り
しやすい」「考え方に共感」などの理由から申し込まれる人が多い
ようです。
また会員対象の法話の会や、一般人も参加できる座禅会をおこなう等、
お寺、仏教を身近な存在にする工夫がされています。
座禅の会には、50代を中心とした会社員が多く参加されており、ストレス
の多い社会で、静かに自分と対話する時間を提供されています。
まさに、これからのお寺のあり方を提案しているような、都会的なお寺
でした。