奈良県生駒市からご来店のBMW X1 E84 車検/ラジエター水漏れ/バッテリー交換ほか | 大阪の外車輸入車専門の修理工場「トータルカーサービスアプリル」

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今回の作業車はBMW X1 

E84

当店の車検予約ページからご予約を頂きました。

作業内容は、

車検

2年に1度必ずやってくる車検。

車検は何処の工場にお願いしてもできる作業、その中で何処の工場で車検をするのかはお客様次第になります。

車検を通す事だけ考えればどこでもよくなると思いますが国産車を乗ってるわけではなく輸入車をお乗りであればどこでもできる作業ではなくなってしまいます。輸入車に対する知識や経験、テスターや資料など完備しておかないといけません。輸入車整備に必要な道具を完備してる事が最低条件になると思います。テスターや資料を完備し、その他で輸入車に対する作業で分からなければ勉強や努力は自分できますからね。勉強する事や努力する事は設備に対するお金はかかりません。すればするほど自分の頭に入ります。私も含め頑張りましょう!

今回のお客様は沢山ある整備工場から当店を選んで頂きました。ありがとうございます。

初めて当店にご来店されるお客様、ご予約通りにご来店して頂きおクルマをお預かりしました。

それでは車検点検整備を進めていきましょう。

BMWテスターを接続しユニット内に問題が無いかよく確認しておきます。

リフトUPして下周りから点検。

ボルトやナットの締付けをやりながらブッシュやブーツに亀裂や損傷、アーム類の曲りや損傷、ボールジョイントのガタやブーツのグリス漏れ、オイル漏れや水漏れなど点検しなければならない箇所を全て点検確認していきます。

タイヤの摩耗や空気圧調整、ブレーキパッドの摩耗やブレーキホースのヒビやオイル漏れなど確認できればリフトを下げてバッテリーの点検を進めます。バッテリーテスターを使用し確実な点検をします。電圧測定だけで済ます事は致しません。←ココ重要です。

エンジンルームの点検です。

エアーエレメントやスパークプラグ、ベルトやプーリーなど点検必要箇所を全て点検します。

全体に点検が終われば作業内容を作成してからお客様へご連絡します。

作業内容のご説明した後、お考え後に素早く

「作業お願いします」

ご返事頂きました。

作業開始!

エンジンオイル交換。

エンジンドレンコックを取外しエンジンオイルを抜きましょう。

エンジンオイルを抜いてる間にオイルエレメント交換を進めます。

オイルエレメント交換ができればエンジンドレンワッシャを交換しトルクレンチを使いトルクを守り締付け。

エンジンオイルを入れます。

次の作業はエアーエレメント交換。

↑左側、今まで使用していたエアーエレメント 右側、新品のエアーエレメント

次の作業はブレーキオイル交換。

↑ブレーキオイル汚れてました

ブレーキ専用の機械を取付けてブレーキオイルを交換します。

↑左側、今まで使用していたブレーキオイル 右側、新品のブレーキオイル

↑ブレーキオイルが綺麗になりました

次の作業はスパークプラグ交換。

↑左側、4本が今まで使用していたスパークプラグ 右側、4本が新品のスパークプラグ

次の作業はバッテリー交換。

↑バッテリーテスターの診断結果です。電圧は12V以上あるのに測定値は下がり健康状態も下がっています。この様なところまで点検しておかなければいけません。「電圧点検して大丈夫」や「現在エンジンは始動できる」などだけで判断していてはいけません。バッテリーテスターは必要なのです。先程も書きましたがとても重要な部分です。

↑交換前のバッテリー

↑バックアップ電源を取りながら交換します

↑左側、健康状態が低下していたAGMバッテリー 右側、新品の純正AGMバッテリー

バッテリーの交換はできましたがこれだけでは終わりません。

BMWテスターを使用し「バッテリー交換記録」をやらなければ交換が完了した事にはなりません。

それではBMWテスターをつなげて「バッテリー交換記録」をしていきます。

↑バッテリー交換の記録します

↑4回前まで交換記録ができます。今回は初めての交換記録ですね。過去どこかで作業しても交換記録がされていなければ分かりませんが。。。バッテリー交換も簡単にはできなくなりました。。。

↑バッテリー容量を聞いてきます。純正AGMバッテリーに交換したので同じ容量です

もしバッテリーの内容が変わってしまった場合はこの作業以外の箇所も変更をやらなければいけません。

↑新しいバッテリーはBMW純正部品なのか聞いてきます

↑データマトリックスコードを聞かれます。純正バッテリーに書かれています

↑データマトリックスコードを入力します

↑データマトリックスコードの入力が終われば「前回のバッテリー交換」の走行距離が入力されます

次の作業はラジエター交換。

下周りの点検確認をしていた時に気なっていたのでよく点検し見つけました。

↑漏れていた跡、分かりますか(漏れの確認もこの状態では分かり難い場所からでした)

↑ラジエター

↑漏れていたラジエター

↑漏れていたラジエター

↑漏れていたラジエター

↑漏れていたラジエター

↑左側、漏れていたラジエターとホース類 右側、新品のラジエターとホース類

↑新品のラジエターに交換しました

ラジエターやホース類の交換ができれば電動ファンなど取外した部品を取り付けします。

ラジエター水を入れます。

次の作業はエアコンフィルター交換。

↑沢山のゴミが詰まってました

↑下側、沢山のゴミが詰まっていたエアコンフィルター 上側、新品のエアコンフィルター

次の作業はフロントワイパーブレード交換とリアワイパーブレード交換。

↑フロントワイパーブレード

↑左側、今まで使用していたフロントワイパーブレード2本 右側、新品のフロントワイパーブレード2本

↑今まで使用していたフロントワイパーゴムは左側に傾いています

↑新品のフロントワイパーゴムは真っ直ぐです

↑リアワイパーブレード

↑左側、今まで使用していたリアワイパーブレード 右側、新品のリアワイパーブレード

↑今まで使用していたリアワイパーゴムは左に傾いています

↑新品のリアワイパーゴムは真っ直ぐです

これで作業は終わったのでエンジン始動します。

ラジエター交換をしたのでエア抜き作業を十分していきます。

エア抜き作業をしてる間にエンジンオイル量の測定をしておきます。

エンジンオイル量はOK

十分エア抜き作業ができればBMWテスターを接続しCBSリセットとエラーコードや実測値など点検をします。

↑CBSリセット前

↑エラーコードありません

これで作業は終わったので大阪陸運局へ走行テストも兼ねて行きます。

陸運局で検査員の方に問題が無いか厳しくチェックしてもらいます。

問題なく車検は合格。

新しい車検証と車検ステッカーをもらい工場へ帰りましょう。

走行テストも問題ありませんでしたので工場で新しい車検ステッカーと点検ステッカーを張替えて新しい車検証、自賠責保険、分解整備記録簿を忘れる事無くご用意しておきます。

1日置いて次の日、冷間時にラジエター水量の確認をしてからお客様へご連絡しお引き取りに来て頂きました。

O様、今回は初めて当店をご利用して頂き誠にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

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