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【営業時間】 ９：００～１９：００ （土、日、祝）１０：００～１９：００
営業時間内に連絡ができない場合は当店の整備サイトからお問合せ下さい。
【定休日】 不定休
当店は作業を安くする工場ではありません。
作業内容によりますが作業をした結果、安くできたという事もあります。
よくご理解してからお問合せ下さい。
【聞きたいだけ】【作業やり方】【部品持込み】【見積もりだけ】
などのお問合せはお断りいたします。
時間を取られる事により作業でお預かりしているおクルマ（お客様）にご迷惑が掛かりますのでご了承ください。
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当店のブログの内容は簡単に書いています。本当は作業内容をキッチリと書けばいいのですがブログに書く作業内容をそのまま作業される方がおられて「作業したけど分からない」「作業が途中でできない（分からなくなった）」などのお問合せが多く、答える時間がありませんのでご理解下さい。
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【当店にお電話やメールをされてしばらく待っていただいてるお客様へ】
ご連絡をさせていただいてるのですが【電話がつながらない】【とってもらえない】【メール拒否やアドレス間違い】があります。忙し為、１度しかご連絡ができないのでお待ちのお客様、もしかして私の事かもと思われたらご連絡下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
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【当店をご利用していただいたお客様へ】
少しでもスムーズに対応をできるようにお問合せの時には「当店で利用された時の作業内容」「氏名」「車種名」
を必ずお伝え下さい。
【初めてお問合わせをいただくお客様へ】
「氏名」「住所」「電話番号」
「車種名」「年式」「車台番号」「型式」「原動機型式」「排気量」「車両重量」「車検満了日」
を必ずお伝え下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
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今回の作業車はＢＭＷミニ
Ｒ５３
当店ＨＰにお問合せで「ガレージでオイルの様な漏れ跡がありましたので、点検整備をお願いしたいと思いご連絡致しました」がありました。
後日、ご予約通りにご来店していただきおクルマをお預かりしました。
お客様がご来店された時に下側を覗き込んだらオイル漏れが確認できました。ボンネットを開けて見たところオイル漏れの箇所はハッキリと分からないのですがオイル漏れとは別でグリスが飛び散ってました。ドライブシャフトブーツが破れてグリスが飛んでいました。お客様にはその事をお伝えしておきました。
作業内容は、
「オイル漏れ」
「エンジンオイル交換」
「オイルエレメント交換」
「ドライブシャフトブーツ交換」
「フロントロアアーム外側ボールジョイント交換」
「フロントロアアーム内側ボールジョイント交換」
「タイロットエンド交換」
「ラックブーツ交換」
「スタビリンクロッド交換」
おクルマをお預かりしリフトＵＰしてオイル漏れの点検を進めていきましょう。
オイル漏れの量も多く下まわりはオイルでボトボト。。。
ある程度清掃しどこからなのか確認します。
確認した結果、オイル漏れの場所はオイルエレメントハウジングとオイルクーラー。
↑オイルエレメントハウジング取付け部分
この箇所はＢＭＷも含め多い作業です。パッキンが劣化して柔軟性もなくカチカチになりオイルもれが発生。オイルエレメントハウジングを取外しパッキン交換をしなければいけません。
ドライブシャフトブーツは右側の内側が破れてました。
↑グリスが飛んでました
↑ドライブシャフトブーツが破れてます
他、ロアアームの外側とタイロットエンドのボールジョイントブーツ破れてはいませんがヒビ割れがありました。
ラックブーツもいつ破れておかしくない状態。
スタビリンクロッドブーツも破れてました。
↑破れてます
↑反対側、ブーツをとめてるリングが切れてます
全ての作業や概算見積りを作成します。
作成ができればお客様へご連絡し内容のご説明と概算費用をお伝えしお客様とどこまでの作業をするのかご相談を進めていきます。
同時に進めていく作業なので今回すべて作業をした方が金額も抑える事ができるのでと私はお伝えしますがお客様も考えてるご予算もあり悩む気持ちは十分わかります。ボールジョイントのブーツは破れていないので交換時期をずらしてもいいのですが後日の作業となるともう一度今回の作業をしなければいけないので作業料金が高くなってしまいます。できるのであれば今回した方が結果安く済みます。その事はお客様もよくご理解されて決断していただきました。
決断されたご返事は「全てお願いします」悩まれましたがご返事も早くありがとうございました。
お支払されるのはお客様です。金額が上がれば悩むのも十分わかります。私も反対なら悩んで返事をした後も考えて寝れないかもしれません。お客様も修理してお乗りになるのでなるべく金額を抑える方法を考えてお客様とご相談をしたいといつも考えています。全ての作業が安くできると言う事ではありませんのでご了承下さい。利益優先にしてしまえば同時にできる作業もお客様には言わないでしょうね。だって後でする方がもう一度作業代が貰えるのですからね。
作業の方はご返事をいただいたので進めるだけなのですが他の場所も気になる箇所があるので「分解していき交換が必要であればご連絡しお伝えします」とお伝えしました。
それでは作業開始！
オイルエレメントハウジングを取外しますがオイルクーラーも付いてるので先にオイルクーラーを取外します。
オイルエレメントハウジングやオイルクーラーを取外す前にエンジンドレンプラグを取外してエンジンオイルを抜きます。
次はオイルエレメントを取外します。
オイルエレメントを取外したらオイルクーラーを取外してオイルエレメントハウジングを取外します。
↑エレメントハウジング取外しました
↑取外したオイルエレメントハウジング
↑オイルエレメントハウジングのパッキン
↑オイルクーラーのパッキン
↑センサー
↑左側、今まで使用していたハウジングパッキンとクーラーパッキンとセンサー 右側、新品のハウジングパッキンとクーラーパッキンとセンサー
オイルエレメントハウジングを取外したら綺麗に清掃しセンサーも交換してオイルエレメント交換、新しいパッキンに交換しオイルエレメントハウジングとオイルクーラーを取付けます。
↑オイルエレメントハウジングとオイルクーラー取付けました
次の作業ドライブシャフトブーツ交換。
↑右側のドライブシャフト
ドライブシャフトを取外します。ドライブシャフトが外せれば分解してブーツ交換。今回は内側だけですがお客様とご相談し外側も交換する事になりました。それと反対側のドライブシャフトブーツも交換します。
↑反対側のドライブシャフト
↑反対側のドライブシャフトもブーツバンドの横にヒビがあります
新しいグリスも注入し内側、外側のブーツを交換します。
ドライブシャフトを車台に取付ける前にロアアーム内側のボールジョイントブーツを確認したら破れてませんがヒビがありました。すぐにお客様へご連絡しお伝えします。この箇所のボールジョイントを交換する時はドライブシャフトを取外さないと取付けボルトが抜けません。なので今する方がいいのです。その事もお伝えしご理解いただき交換する事になりました。
内側のボールジョイントを取外し、外側も取外し交換します。
↑右側のロアアーム内側のボールジョイント
↑ボールジョイント取外しました
↑反対側のボールジョイント
↑反対側のボールジョイント取外しました
↑左側、内側ボールジョイントと取付けボルト、ナット 右側、新品の内側ボールジョイントと取付けボルト、ナット
↑右側を新品の内側ボールジョイントに交換しました
↑反対側、新品の内側ボールジョイントに交換しました
↑ロアアーム外側ボールジョイント
↑ヒビがあります
↑左側、左右外側ボールジョイントとボルト、ナット 右側、左右外側ボールジョイントとボルト、ナット
↑新品の外側ボールジョイントに交換しました
↑反対側も新品の外側ボールジョイントに交換しました
左右のボールジョイント交換ができれば左右ドライブシャフトを取付けます。
ドライブシャフト外を取付けてるナットは交換して決められたトルクで締付け。締付け後、一ヵ所つぶしておきます。
↑左側、今まで使用していた左右ドライブシャフト外側取付けナット 右側、新品の左右ドライブシャフト外側取付けナット
↑右側を新品のドライブシャフトブーツに交換して取付けました
↑反対側も新品のドライブシャフトブーツに交換して取付けました
次の作業はスタビリンクロッド交換。
↑右側の今まで使用していたスタビリンクロッド
↑反対側の今まで使用していたスタビリンクロッド
↑左側、今まで使用していた左右スタビリンクロッドと取付けナット 右側、新品の左右スタビリンクロッドと取付けナット
↑スタビリンクロッドブーツ破れてます
↑右側を新品のスタビリンクロッドに交換しました
↑反対側も新品のスタビリンクロッドに交換しました
次の作業はタイロットエンド交換。
↑右側の今まで使用していたタイロットエンド
↑タイロットエンドブーツにヒビがあります
↑反対側、今まで使用していたタイロットエンド
↑タイロットエンドブーツにヒビがあります
今まで使用していたタイロットエンドを取外します。
タイロットエンドを取外したらラックブーツも取外し交換します。このブーツもタイロットエンドを取外してる時にしか交換できませんので同時にした方がいい。
↑右側の今まで使用していたラックブーツ
ブーツ交換ができれば新しいタイロットエンドを取付けます。この作業も左右します。
↑右側を新品のラックブーツ交換しました
↑左側、今まで使用していたタイロットエンド、ラックブーツ、バンド、取付けナット 右側、新品のタイロットエンド、バンド、取付けナット
↑新品のタイロットエンド取付けしました
↑反対側の今まで使用していたラックブーツ
↑反対側も新品のラックブーツ交換しました
↑左側、今まで使用していたタイロットエンド、ラックブーツ、バンド、取付けナット 右側、新品のタイロットエンド、バンド、取付けナット
↑新品のタイロットエンド取付けしました
これで今回の交換作業ができましたのでエンジンドレンプラグを交換しエンジンオイルを入れます。
↑左側、今まで使用していたドレンプラグ 右側、新品のドレンプラグ
全ての作業、トルクを守りトルクレンチで締付けしています。
作業は終わりましたので下まわりを綺麗に清掃しておきます。
エンジンを始動しオイル漏れが無いか点検確認をします。
↑オイル漏れ止まりました
オイル漏れも止まりましたのでエンジを停止しオイルレベルを測定。
ＯＫ
サイドスリップ調整点検後、走行テストに行きましょう。
まっすぐ走行するか、ハンドルはセンターか、異音はないか、など走行確認します。
走行テストができればＢＭＷテスターを接続し不具合がないか確認。
最終チェックをしてからお客様へご連絡しお引取りに来ていただきました。
Ｏ様、初めて当店をご利用していただき誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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