西洋占星術にはサビアンシンボルという
ものがあります。
サビアンシンボルについては
こちらの記事がわかりやすいです。
サイン(星座)は黄道(太陽の通り道)360度を
30度づつ区切って人為的に名前を付けたものなので
同じ牡羊座でも1度ずつ個性があるというか
30種類の牡羊座があるといった感じです。
出生図の各天体が持つ
サビアンシンボルを眺めていると
その人の出世図のテーマみたいなものが
見えてくる気がします。
そしてその人の人生において
そのサビアンシンボルに象徴される様な事が
実際に起きたりする様です。
例えば私の太陽は牡羊座の21度で
サビアンシンボルは「リングに上がる拳闘士」。
欲しいものを積極的に取りに行く
そのために不屈の精神で戦うファイター度数(爆)。
このサビアンシンボルが象徴する事を
体感したのは太陽期ではなく火星期でした。
どんなことかというと
趣味のバレエの発表会前のハードな練習です。
火星期にバレエを習い始めて
この秋で満13年になります。
初めて習ったのは夫のソウル駐在に帯同した際に
近所にあった小さなスタジオ。
初心者の駐在妻だけで初級クラスを
作ってくれたので
当時二人目を出産後1年余りで
身体が恐ろしくカッチカチの私でも
勇気を出して高い敷居をまたぐ事ができました。
日本に本帰国後に4回ほど発表会に出て
2度目のソウル生活でも再び同じスタジオに通い
そこで3回の発表会(計7回)に出ました。
私の牡羊座太陽のルーラーである火星は
射手座だけに向上心がハンパなく
なんのアテもないのに
「50歳までにソロで舞台に立つ」という
目標を掲げて頑張っていたのですが
(趣味とは思えない本気度…)
ソウルのスタジオは大人クラスの人数が少なく
最後に出た発表会では一緒に習っていた友人が
足を故障して出演しないことにしたため
結果的に初のソロでの舞台となり
思いがけず目標(=夢)が叶ったのでした。
日本で続けていたら
子供の頃から習い続けている
高等科のお姉さんでない限り
ソロで踊るチャンスなど皆無なのです。
ところでバレエは見た目の優雅さとは真逆で
かなりハードです。
一曲約1分半〜2分程度のヴァリエーション曲を
本気で踊るとマジで呼吸が上がってしまいます。
発表会前は本番の曲を何度も何度も
繰り返し踊り込むのですが
これがまるでボクシングの試合みたいなんです。
「ボクシングの試合はラウンド制で行われ
女子の場合は1ラウンド2分。
ラウンド間のインターバル1分。
ラウンド数は2、5、6、8、9、10の6種類。
世界タイトルマッチは原則2分10ラウンド。」
ルールはこちらから引用しました。
1曲踊って、呼吸が落ち着くまで休んだら
すぐにまた同じ曲を踊る…。
まるでインターバルを挟みながらラウンドを重ねる
ボクシングの試合みたいだなぁと感じながら
レッスンしていました。
(当時は占星術を知ったばかりで
サビアンシンボルのことなど知りません。)
バレエに燃えていたのは太陽のルーラーの火星期。
運動している時は思い切り火星を使います。
火星を燃焼させることは私の太陽を輝かせるために
とても大切なことだった様です。
私は両親が離婚して父親がいないため
太陽期(26-35歳)には太陽を掴むためかなりの葛藤を
経験しましたが
(太陽は父親の意味があり
自分の社会性のモデルになります)
火星期に私の牡羊座太陽のルーラーである
火星を燃焼しきったことで
今更ながら太陽を自分で掴み直すという方向へ
シフト転換することができた様に感じます。