「早すぎる死を避けることと、避けられない死の存在。これは矛盾しませんか」
「実際に死の結果を生じないのに、死の危険に脅かされるのは、それによって人間が真剣に自己をかえりみる機会を得るからです。あなた自身が望んだ警告でもあるのです。悪から善に転じるための機会ともなり、自己改善したい、しなければという気持ちが湧き上がります。それと同時に、生き残った人はバトンを託されたのです。悲しむ必要はありません。バトンを託してくれた人々は、常にあなたを見守り、力を貸してくれているのです。それを感じることです。くじけそうになったら、思い出すことです。いつでも勇気とファイトが湧いて参ります」