さて、今日は殺陣ワークショップに必要な木刀を購入に出掛けました。担当講師指定のお店をネットで検索したところ、気になる書き込みが…。
『店員(おじいさん)の態度が最悪!電話をしても名乗らない』
えええぇぇ…。
でも、今日営業してるかどうかだけでも電話して確かめねば…だってそのお店は家から1時間以上掛かるのだ。電車賃だって馬鹿にならない。
『はい、○○です。』
なんだ、ちゃんと名乗るぢゃないか。
「あの、今日は営業してますか?」
『やってますよ!!!60年間、月曜日から土、日まで年中無休!!!』
ややキレ気味だ。しかも、そんな事まで聞いてないのに…。
『なんの御用!』
いちいち「!」を付けずに喋ってはもらえないだろうか…。
恐いぢゃないか。
「あの、木刀を買おうと思いまして…」
『あー、そうですか!ありますよ!!二天一流(担当講師指定のモノ)、○○(何とか言ってましたが忘れました)人気の木刀が沢山有りますからどうぞ!!!!!』
「…そうですか…では…」
ガチャ!
切られた…。
うむ、確かに客商売をしている人の電話応対ではないな…。
用件があって電話をしたのはこっちだぞ!
面白いじゃないか(^O^)。
さあ、到着!
写真はそのお店から見える景色です。
殺陣、武道をやってる方なら『あー、アソコの店ね』とピンと来るかも知れません。
お店に入ると、右手すぐに木刀がズラーっと立ててあります。
対応してくれたのは人の良さそうなおばあちゃん。親切に対応してくれました。
例の電話の主の声が、店の奥から響いて来ます。
どうやら仕入れ元との電話らしいのですが、お客全般を悪く言うような暴言を…。
よっぽど嫌な思いをしてきたのか、そうやって生きて来たんですね。可哀想に…。
対象的におばあちゃんはニコニコと応対してくれて『遠い所ご苦労様、これからも宜しくお願いします』と、最後に手拭いまでくれました。
まとめて買ったからか?
ともあれ、同じ人生なら些細な事に腹を立てず、おばあちゃんのようにニコニコ笑って生きて行きたいよなぁ…。難しいけれどね。
武末志朗