おととしの秋、

 

帝王切開手術にて双子を出産しました。

 

 

事前のエコーでは

 

 

「ふたりとも2,500g以上ありそうだから

 

もう大丈夫でしょう。」

 

 

 

ということで37週と2日目に予定通り行われた手術。

 

 

初めての出産&手術。

 

 

手術台に乗せられ、

 

想像以上に沢山の人に囲まれ

 

ドキドキするなかで始まった。

 

 

手術中のBGMは自分で選んでいいと言われたので

 

その時よく院内で流れていた

 

癒し系のオルゴールにしたなあ。

 

結局音楽聴いてる余裕なんてなかったけど。

 

 

部分麻酔だから意識はあって、

 

天井の大きなライトにうっすら

 

自分の姿が映ってたりする。

 

(もちろんはっきりは見えない。)

 

あの時の光景は今でもわりと覚えてるにやり

 

 

手術が始まって数分?10分くらい?

 

時間感覚はあまりなかったけど

 

わりとすぐスムーズに兄が取り出された。

 

 

少しの間のあと、元気な産声。

 

 

「おめでとうございますー!!」

 

 

ほやほやの兄を抱っこした助産師さんが

 

ほんの一瞬私の顔に近づけてくれ、

 

そしてすぐに連れて行かれてしまった。

 

 

一瞬しか見れなかったけど

 

 

「結構大きい?」

 

 

そんな印象を受けた。

 

 

我が子との初対面に少しうるっときたけど

 

もうひとりいるからまだ気は抜けない。

 

 

弟が出てきたのはそのすぐあと。

 

 

取り出されたまま今度は

 

私の顔に近づけてくれることもなく

 

すぐに連れて行かれてしまった。

 

 

一瞬だけ見た印象としては

 

 

「あれ、少し小さい?」

 

 

 

 

 

助産師さんたちが、生まれたばかりの

 

我が子のケアをしてくれているのが

 

うっすらと視界に入ってくるなか、

 

私のお腹の処置も済み無事出産を終えた。

 

 

そのタイミングで赤ちゃんの状況が伝えられた。

 

「兄くんは2937gだけど、弟くんが2255gで低体重なのでNICUに行きます。」

 

 

 

 

えぇ~!?そんなに差があるの!?

 

兄の双子らしからぬ大きさにも、

 

弟のNICU行きにもびっくりあせる

 

 

NICUとはいっても

 

危険な状態ということでは全くなかったので、

 

「エコーって当てにならないな。」

 

くらいだった。

 

 

 

 

・・・

 

この、新生児室とNICU別々に我が子がいるという状況が

 

今思い出してもなかなかつらかった涙

 

 

私が出産した病院は「母子同室」だったので

 

産後すぐに生まれたばかりのふたりの赤ちゃんと

 

過ごすのも大変だったろうけど、

 

別々の場所にいる我が子へのケアも

 

帝王切開後の体にはなかなかこたえたのです。。

 

 

 

・ ・ ・

 

 

 

多くのママにとって産後最初にやってくる試練は

 

母乳問題ではないですか?

 

私、約30年生きてきて全く知らなかったんですよ。

 

おっぱいあげるのってこんなに大変だなんて。

 

 

ママの身体もまだ準備できていないし、

 

赤ちゃんも吸い方わからないんですよね。

 

(よく考えればそりゃそうなんだけど、

 

本能的に最初から上手に吸えるんだと思ってた)

 

 

 

特に兄は吸うのがあまり得意じゃなかったのと、

 

おそらく生まれた瞬間から食欲旺盛で

 

だのに私の母乳はまだそんなに出てこないから

 

いつもギャーギャー泣きわめいていて、

 

母乳指導される時間が辛かったぐすん痛いし。

 

上手くあげられなくてごめんよ~という気持ちでした。

 

 

 

 

そして、これまた初めての体験。

 

搾乳。

(HPより画像お借りしました medela:https://www.medela.jp/breastfeeding

 

 

 

当時の私の動きは

 

基本的には兄と一緒に病室にいる

   ↓

時間になったら兄授乳(母乳+ミルク)

   ↓

兄を一旦新生児室に預けて今度は弟がいるNICUへ

(兄のあとに抱っこする弟は当時本当に本当に小さくて、猿のお人形みたいだったなあ)

   ↓

弟のオムツ替えをし、授乳(母乳+ミルク)

   ↓

弟が夜中飲む分を搾乳

   ↓

弟とバイバイし兄のもとへ

   ↓

兄、だいたい泣いてるから抱っこであやす

   ↓

泣き止まない

   ↓

母乳はいくらでもあげていいと指導されたのであげてみる

   ・

   ・

   ・

そんなこんなしているとあっという間に時間が経って

 

次はまた授乳の定時。。

 

 

 

 

笑い話ではなく、

 

本当に常に授乳やら搾乳やらで乳を出していたので

 

隠すという感覚がだんだん麻痺してきて

 

一度あやうく乳が出たまま廊下(お見舞いで来ている男性もいる)に

 

出るところだった笑い泣き

 

 

 

 

授乳は自室ですることもあったけど

 

授乳室に行くといつも誰かしらいて、

 

それが束の間のリフレッシュだったなあ。

 

同じタイミングで出産をしたママ同士って

 

なんだか不思議な親近感がありますよね。

 

 

私もだんだんと母乳がしっかり出てくるようになり、

 

それならば離れ小島で待っている弟に

 

沢山届けてあげなければ、と

 

左右同時に搾乳したりしていました。

 

この時もう、私のなかで

 

おっぱい=隠すもの

 

という観念はどこかに忘れてきました。

 

もちろん周りのママさん方も皆出してるからね、

 

恥ずかしいことはなんもない。

 

双子ということじゃないにしても

 

新米ママの母乳事情というのはきっと人それぞれで、

 

片方で母乳をあげながら、

 

もう片方には器用に搾乳機をあてている人もいたり。

 

 

ほんとーーーに、どのママも

 

母乳に苦戦しながら

 

色々試しながら

 

励まし合いながら

 

頑張っていました!(私も頑張った!)

 

 

・・・この光景、経験した皆さんなら伝わりますかね^^;

 

 

 

 

 

この瞬間私は悟りましたよ。

 

 

「そりゃ、女は強いわな。」

 

 

我が人生において、

 

昨日今日会ったばかりの人の前で

 

何のためらいもなく両乳出して

 

搾乳機付けてる姿をさらすような日がくるとはね。

 

そんでもって、

 

そんなこと恥ずかしいとも何とも思わないしね。

(もちろん誰も見てないのも分かってるけどさ)

 

 

結婚した当初はもちろん、

 

妊娠して出産したその瞬間まで

 

自分のこんな姿、1mmも想像しなかったよ。

 

シュールすぎるでしょう。

 

 

 

妊娠出産ってすごいよね。

 

私にまた新たな自分の可能性をみせてくれたよ。

 

 

途中、NICUとの行き来が体力的につら過ぎて

 

ストレスが溜まってしまい

 

看護師さんの前で大泣きしちゃったりもしたよ。

 

そりゃ女性って柔軟性あるよね。

 

じゃなきゃ産後のこの一連

 

対応できないよね。

 

 

・ ・ ・

 

 

 

あ~懐かしい。

 

とってもとってもいい思い出♡

 

産後半年くらいの記憶はあやふやなのに、

 

あの授乳室の光景は今でも鮮明に出てくる。

 

 

 

 

 

あのとき私は

 

 

人生で一番

 

 

 

うし

 

 

 

だった。

搾乳される牛のイラスト