骨折してしまった場合の応急手当 | ペットの骨折

骨折してしまった場合の応急手当

もしペットが目の前で骨折をしてしまっても、絶対に骨を動かして勝手に治そうとしてはいけません。余計に周りの組織や神経を傷つけてしまう場合があります。骨折した部分がぶらぶらしないようにダンボールなどを副木として骨折部位に当てて、包帯か布を巻いて動かないように固定して、なるべく早く動物病院に連れて行きます。


もし、とても痛がったり、副木を当てられない場所の場合は無理に固定する必要はありません。毛布などを担架がわりにして、なるべく全身を動かさないようにしましょう。


「解放骨折」といって、傷口から折れた骨が見えてしまっている場合は、そこから細菌感染をおこしやすくなります。傷口全体を汚れないように滅菌ガーゼなどで覆い、出来れば生理食塩水などで乾燥しないようにして、その部位を動かさないように注意しながら動物病院に連れて行きましょう。