遠くの親戚よりも近くの他人。

よく言われている言葉だけれど
本当だと思う。
何も言わず黙って重いドアを開けて、私が通りすぎるのをじっと待っていてくれる人。
扉が重いから笑ってあけてくれる人。

皆、私が重度の身体障害者だってこと知ってくれているのだろう。
あたりまえだよね、あんなに這い蹲る姿勢で前に歩いているのだから。

こんな姿を見せたくない。
こんな醜態は皆さんの「目の毒」になるのではないか、と気になるのだ。

だからなるべく誰にも会わないような時間に
家を出ている。
だけど、やっぱり誰かしらには会っちゃうな。

頭をペコリとおじぎして、にっこり笑顔。
言葉で挨拶できないからスミマセン!なのだ。

皆さんの迷惑にならぬようにしなくちゃ。チョキ