まだまだ厳しい残暑が終わらない、、、、

昨日9月13日pm2:00ころ、思い切って近所のポストに出かけた。
病気の影響で高気温は避けなくてな行けないのに
自分への挑戦だ!なんて変な意気込みをかけて出かけた。
(やめておくべきだった)

行きはよいよい、、、自宅目前にして運動機能がストップしてしまった、、、
しまった!!動きが止まってしまった!!

植木ベンチで座って休んでいれば疲れもとれるだろう、、、
なんて考えて安易に座ってしまったのが間違いだった。

生きている機能は視力と嗅覚、聴覚だけ。
通りかかる人も少ない。

タクシーに手を上げても、思いっきり無視されちゃうし。
通りかかっても発声できない状態だから、ただ座っているしかない。

ここで座って娘(小6)の学校からの下校を待って
通りかかったらおぶってもらおうと考えた。

新聞配達が来たからそろそろ下校だ、、、とひたすら娘を待った。

ちょっと向きを変えようと思ったその瞬間、バランスを崩して
一気に植木にくずれ込んで、突っ伏した状態になってしまった。

もう体は全く動かせない、ダメだ~~~~どうしよう~~~~と
思っていたら
「大丈夫?動ける?」と見知らぬ男性が声をかけてくれて
「ちょっとだっこして前のベンチに行くよ」と、
倒れている私を道路越しの前のベンチに連れて行ってくれた

名前もきけず、まともに顔も見ていない。
どこの人だったのだろう、ありがとうございました。
本当にありがとうございましした。

その後素早い手配で救急車を呼んでくれて、
下校してきた娘にもあえて一緒に救急車に乗り込んだ。

呂律が回らない口調で、何とか氏名と誕生日と
多発性硬化症患者であること伝えた。
救急隊員は多発性硬化症の病名を知っていたようだった。

いつものかかりつけ医院に到着。
冷却と点滴が始まった。

運よくいつもの看護師さんがいた。
主治医はいなかったけれど、いつもの看護師さんなら心強い!

これは、熱中症とウートフのダブルだろう。
通常の人でも熱中症がつらいなら、多発性硬化症はさらにつらい。

脱水もあり採血の血液の出が悪かった。

体温は38度、これは多発性硬化症にとってタブーの温度。
脱力・脱水が起きるのも当たり前だ。

処置室での冷たい空気と点滴で状態は復活できた。
言語も復活できた。

ご迷惑をおかけした多くの皆さん、ありがとうございました。

問題は毎年夏に起こしてしまう『脱力』騒動、、、、
また今年も起こしてしまった、、、ショック。