今日は心なしか吹く風に秋を感じ、好きな金木犀の香りがしました。

まさに秋の気配です。

 

そしてこんな時期に聴きたくなるのがオフコースの「秋の気配」。

 

特に歌詞の内容に思入れがあるわけではありませんが、

男女の別れの状況が秋の始まりと重なり、秋の寂しさを思い返すのに

ぴったりの曲となっています。

 

僕があなたから離れてゆく

 

本当に愛した人から自分の心が離れてゆくと云うのはなんて切ないだろうと

思ってしまったフレーズです。

 

 

 

~秋の気配~

 

あれがあなたの好きな場所
港が見下ろせるこだかい公園

あなたの声が小さくなる
ぼくは黙って外を見てる

眼を閉じて 息を止めて
さかのぼる ほんのひととき

こんなことは今までなかった
ぼくがあなたから離れてゆく
ぼくがあなたから離れてゆく

たそがれは風を止めて
ちぎれた雲はまたひとつになる

「あのうただけは ほかの誰にも
うたわないでね ただそれだけ」

大いなる河のように
時は流れ 戻るすべもない

こんなことは今までなかった
別れの言葉をさがしてる
別れの言葉をさがしてる

あゝ嘘でもいいから
ほほえむふりをして

ぼくのせいいっぱいのやさしさを
あなたは受けとめる筈もない

こんなことは今までなかった
ぼくがあなたから離れてゆく