私事では有りますが・・・。
ここ1~2ヶ月は断捨離にかこつけて身の回りのものを整理してきました。
そんな折りクローゼットの奥から数冊のノートが出てきたのです。
そのノートの存在さえ記憶から抜けていましたから本当にびっくりしました。
おそらく35年振り。
ノートには日々その日の事柄が綴られていました。
他人様の日記を読んでいるかのよう・・・
つくづく人の記憶なんて触れていないと「すっかり忘れてしまうものだ・・」と思い知らされた
次第です。
自分が綴った文章を読んで断片的ではありますが少しずつ思い出した事もありましたが、
ここでもし見る事がなかったら・・・もしかしたらこの先一生思い出す事もなかったのかと思うと
何だか複雑な心境になりました。
人生岐路での出来事や叶わぬ恋の終わりなど・・その時はその時なりに全力で突き進んでいたはずでしたから。
そんなに記憶が簡単に忘れてしまうのだったら、もっと深く思い出に残しておけばよかったかな・・
そんな風にも考えてしまいました。