高校2年の時、1年上の部活の“O女子先輩”から海援隊の「そんぐ ふぉあ ゆう」と云う楽曲を

教えてもらったことがありました。

 

当時O先輩は海援隊が好きで特にこの「そんぐ ふぉあ ゆう」がお気に入りでした。

 

O先輩は部活内では存在感がありサバサバした性格で男子女子問わず一目置かれていたと思います。

 

わたしもそんなO先輩がカッコイイと思っていた後輩の一人でした。

 

 

わたしが高校2年夏に合宿が予定されました。

 

O先輩は合宿実施に向けて部活のOBまで巻き込み当時の男子部長より積極的に行動していた印象でした。

 

夏の合宿先は山中湖。

 

合宿と云っても今思えば部活動の延長で気心知れた部員同士の旅行みたいな感じでした。

 

今となってはどんな宿泊場所だったかは記憶にありませんが、客室の部屋の様子は覚えています。

 

その夜は、おそらく夕食を済ませ各々部屋に戻りました。

 

なぜそうなったのか分かりませんが・・・

 

いつのまにか・・・そのO先輩と同じ部屋の同じベッドの中

 

O先輩はわたしの胸に顔をうずめ、わたしはO先輩の髪をずうーと撫でていました。

 

内容は覚えていませんが、そんな状態で何やら色々な話をしていたんだと思います。

 

もちろん、普通に健康男子だったわたしは興奮を抑えるのに大変でした。

 

でも、さすがO先輩。その一線は絶対許しませんでした。

 

多分、O先輩の胸に触れようとしたり、キスしようとしたりとちょっかいだしたと思います。

 

そんな時、O先輩の一言「触ったら殺す!」

 

その時は「え~!こんな状態でも~」と思いましたが、今考えれば本当にそれで良かったと

感じています。

 

もしあの時、欲求に任せ男女の関係になっていたら、素敵な先輩と後輩の仲ではなくなっていたでしょうから。

 

その後も良き先輩と後輩の関係が続きます。

 

そして部活を引退され、O先輩が卒業前に私服で部活に立ち寄った事がありました。

 

いつもの制服とも違い、更に少しメイクをしていたので大人の先輩に驚きを感じたのを覚えています。

 

これも経緯は忘れましたが、当時、単車(バイク)でO先輩のお宅まで行った事がありました。

まだ肌寒い季節、おそらく弥生3月の頃。卒業前だったでしょうか。

先輩のお宅を離れる時に、「気をつけて」と一言。

これ以降、O先輩とは会う事もありませんでした。

 

そんなO先輩から教えてもらった海援隊の「そんぐふぉあ ゆう」を聴くと今でもあの頃の情景が思い出されます。

 

あなたのためにこの唄を 創ったのですよと云える

 

そんな唄が欲しいな

 

こんなに明日が歪んで見える日には 心の中には愛の言葉

 

たくさんあるのですが

 

外の風は冷たすぎて いつもひび割れてしまうのです

 

ガラスの外に拡がる世界に

 

粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに

 

 

【追記】

1番の歌詞のみではありますが・・・2番、3番も大変良い歌詞です。

ご興味があれば下記URLより歌詞をご覧いただけます。

http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=B11953

 

下記URLからは・・・「そんぐふぉあ ゆう」

https://www.youtube.com/watch?v=f-apQVMgovQ